うみねこ最終章を前に過去の考察文章とか答え合わせとか

うみねこ7終えてずいぶん経つのですが
お話としての謎はだんだん明かされていっていて
こう、新たな謎!という話題はない感じなので話題にしづらく
ここまで引っ張っちゃいましたがいくつか答え合わせもかねて
7を読み終えての部分を文章にしておこうかと

追記でネタバレ

ベアトリーチェの金塊は満洲で行方不明になったロマノフ王朝の金塊>ハズレ

ただ南條先生曰く片翼の鷲の印はロマノフ王朝の双頭の鷲が
消えかかったものでは?との事で出所だけは合ってた模様
これは満洲の行方不明金塊の話は有名すぎたのもあるかも知れないし
何より金蔵の赴任先が六軒島だという点とつなげる必要があって
言われてみればその量の金塊はどこかで手に入れても六軒島まで移動させるのは難しく
自然と六軒島で手に入れた=金蔵の赴任先は六軒島、という流れと繋ぐには
サロ共和国の話も豆知識っぽくて話に厚みが出て
カッペリーニのお話を使った方が都合が良かったのかもしれない
ベアトリーチェがイタリア人という伏線は見当たらない気がするのが引っかかるが…
紗音のベアト観と金蔵のそれのちょっとした違和感として
どこかでイタリア伏線を張っておいてほしかった気がします、あったっけ?
それとカッペリーニは極東イタリア軍(天津か上海租借が母港?)なので
本土から来たっぽい説明のベアトリーチェには合わないというか
スエズ運河をどうやって抜けてきたのか、元々極東軍で本土が嘘なのか、謎
戦禍で脱出できなくなる前に早々にイタリア本土を出ていて
大戦初期はエチオピア領か天津に居たとか?
既に末期っぽい描写の頃に着いたベアトリーチェはどうなんだろう

 

あの世界はループや並行世界の形をしていないのでは?>ハズレ?
赤字は物語上の整合性を保障するもので現実とは関係ない>アタリ?

自分はEp1Ep2は紗音の書いた瓶の物語で
Ep3は絵羽犯人説で脚色された都市伝説の話、4以降は誰かの創作と見ていたので
Ep3のその後の話である縁寿の飛び降りた世界が正しい現実のその後の世界で
六軒島で魔法を使った縁寿こそが実世界の話ではないかと
これならループもマルチも無い筈なのですが
どうもEp7の六軒島での顛末の世界自体が実はかなり特殊な世界で
Ep3その後の縁寿も特殊なかけらの中のものを見ていただけで
実際の多くの世界では戦人が生きて帰ってきていたのではないか?という雰囲気も
Ep7のエンディング部分とEp8予想になって来てしまいました
ベルンの力による並列世界自体はあるものの、物語うみねこのなく頃にの世界は1本
実世界は救いのない内容で終わって皆死んでいるけれど(戦人は身を隠しているか?)
並列世界では大団円もあり得たかも?と匂わせて終わりというのが自分の予想だったのですが
ちょっと違う感じになりそうですね…

今回の真実の話をみるに金蔵が後継者選びの試験をすると呼び出す話は
全員をバラバラにして戦人以外を殺すつもりだった霧江の創作のようなのですが
じゃあEp4は誰が書いたのか、という事になるわけで
紗音は殺人計画にてあらゆる無限の可能性を想定していたとあるので
その中の一つの物語=Ep1、2とは別の瓶という可能性はあるのですが
なんとなくEp4は霧江だけが謎を解いて紗音と組んだ世界か?という気もしないでもなく
Ep2が楼座と紗音が組んだ世界だと思っていたのでそれと対になるのか?とも
となるとEp1は夏妃と紗音が組んだ世界なんだろうか…
つまり???みるに戦人が帰って来てる世界もあってEp8はその話になる、
各Epも紗音や八城による作中作ではなく本当に並列世界の可能性もあるかなー?
という気になってきました、まあそれはそれとして
小ネタとしては霧江は縁寿を愛してたので死を覚悟して罵った感じは読み取りましたがどうでしょうか
しかし理御の世界では確実に霧江に理御が殺されるというのは
少なくとも大人が協力して皆で碑文を解いてしまうと確実に霧江暴走絵羽生き残りになるっぽい
で、理御世界では急な碑文の謎であわてた大人が協力してしまうので確実に霧江暴走になる、と

あと真実の世界≠EP3だったのでEP3の赤字での説明類はEP3その後っぽい世界とは無関係
物語の整合性が赤字であって実際の事件との関連性はない、というのは正解かも
六連密室のカノンシャノンの死体説明が3の物語上のもので、という逃げ道も可能か?
どちらかの死体、両方の死体が存在しなくて死体確認をして回った人物の誤認、嘘や
赤字時差で抜けれる謎だっただろうか…赤字で死体について語っていたような?6人は即死とか

 

紗音は明日夢の子で戦人の姉なので紗音は戦人との交際をあきらめた>ハズレ

これは大外れですね、ここで物語が大嘘でベアトリーチェの娘孫をでっちあげることは
多分ないと思うので…Epあと1しかないですし…
じゃあ戦人が明日夢の子ではない、が物語にどう絡むのかという話になってきますが
霧江の子だったけれど物語には特に関係なかったぜ!で終わってしまいそうですね…ミスリード要素?
しかし連絡がつかなくなって苦しいからあきらめたとかそんな割には重い思い込みな紗音
金塊にたどり着いたならお金持って戦人探しに出て行ってもよかったんじゃ…
戦人と釣り合わない使用人から右代宮正当後継者になったんだし、どうなんでしょうか?
Ep7を信じるなら後継者になった紗音に金蔵は謝罪して思い残しがなくなって
それからEp5の金蔵死の場面につながるんでしょうが赤場面のフラッシュバックみていると
即レイプ腹上死とか紗音の反撃で死亡とかもあり得る気もしてきますけれど
それだと不審な点が出て夏妃の話に繋がらなくなるんで有っても即死亡ではなさそうですね
そして紗音のおっぱいデカいのはどうも幻想?っぽい感じですか、見た目はクレルが近いのか?
実際は落下で大けが発育不全で嘉音に近い雰囲気、落下しなくても男おんなな理御ですし…
理想のメイドが紗音像という事で現実の戦人他が見た姿は実際には似ても似つかない可能性も
その場合探偵役の見間違いにならないか苦しい所ですが…どうでしょうか
叙述トリック=幻想描写でうみねこの立ち絵はそこまで信用できない、とかですかね?厳しい?

 

六軒島爆発は87年の三原山噴火>ハズレ?

Ep7の話丸ごと信じると大ハズレもいい所なのですが
ベアトの鎮守の祠がなんであるのか、とかを考えると姉ベアトの一部は
やっぱり三原山噴火が含まれているような気がするんですが…どうなんでしょうか
しかし全部飛ぶ爆弾とかプルプルピコプヨ並みな無茶だと思いましたが
赤字には違反してないですね、屋敷には爆発物はないし
そういえば薬莢って構造上小型の爆発物なんじゃないでしょうか

 

戦人がベアトに残した誰も見ることのない物語はEP7?>謎

自分は理御=理想の紗音、ウィル=理想の戦人、という設定で戦人が作り話を書いて
ベアトに贈ったのかと思ったのですがどうでしょうか
次の8が贈った物語?それとも本当に誰も見ることのない=存在しないシナリオ?

 

なんかEp終盤も良い所なので謎への考察も特になくなって
取り留めもない文章化してしまったけれど
もう謎で気になるのは三原山噴火と岬の祠関係のお話が明かされるのか否かくらい?
トリックで気になるのはEp2が今だに自分には良く分からない状態な事か
紗音犯人、楼座グルという視点で読み直ししないと分からなさそうだ
幻は幻に、は幻想描写で存在しない 土は土に、はトリックによるものかな?とか思いつつ
ウィルの答えあわせも読み返してみる必要がありそうです

あとは冬の最終章を楽しみに待ちたいと思います