神塚ときお先生のaiモデル illustrious版

https://civitai.com/models/1026972/kazuka-tokio-bikids-and-kazagake-shohjogumi-for-illustrious-sdxl

illustrious版神塚ときお風LoRAを公開しました
pony版よりずっと再現度も高く出来が良いと思います是非使ってみてください

正確な事はもう覚えてなくて10年以上前になるような気がしますが
神塚ときお先生はHPで断筆宣言されていたことがあったのです
その時ぽりきちさんがアルコール依存症で手が震えて描けなくなって断筆していて
flashの手振れ補正とパス修正のお陰で再び絵が描けるようになったことを思い出し
アナログ絵ではなくデジタルの手振れ補正を使ったら描けるようになるのでは
方法など伝えた方が良いのではないかと思ったのですが
本人が絵を再開して欲しいと言われるのが辛いと書かれていたため
心にもやもやを抱えたまま伝えられなかったような気がします
その後PCで絵を描けるよう復帰なされたのでほっと胸を撫で下ろしつつも
早く伝えた方が良かったんじゃないかという思いがずっとあったのでした

そして去年の年末頃に神塚先生がtwitterでスマホのAIアプリを使って
絵を描くことにチャレンジしていたのを見て汎用アプリよりも
追加学習で過去の絵を学習した方が良い結果が出せるのではという考えと
過去にデジタル作画を勧められずもやもやが残った事が頭をよぎり
今度こそちゃんと伝えようと考えたのですが自分の気力が全く失われていて
ai学習の活動を再開するのに半年ほど掛かってしまいました

気力が少し戻りネオランガのaiを再開した事で追加学習の目算が立った頃
今度こそと神塚先生にメールを送り過去作品の追加学習という手法がある事
絵が描けなくてもAIを使って自身の絵を再現できるかもしれないので
aiを使ってみませんかと伝えたところ追加学習の許可を頂けまして
作ってみたものが先に公開したpony版になりました
その後illustrious版まで作ることが出来てお見せする事が叶いました

残念な事に病状が進んでおられて自身ではaiを試すのも難しくなっているとの事で
もっと早く作業出来ていたら先生が描きたいものを自身で出力可能だったのではと
半年グダグダしていたことにかなり後悔があります
また、AIの是非のような炎上がやはり起きて色々書かれたことで
病苦のある中必然的に巻き込んだ事についても心苦しいものがあります

伝えておきたかったもやもやを再び感じたくなかったのは自身のエゴですし
先生にaiを使って絵を描いていただく事は叶わなかったのですが
出力絵だけでもお渡し出来たことは良かったと思いたいです

神塚ときお先生のaiモデル pony版

https://civitai.com/models/756071/kazuka-tokio-bikids-and-kazagake-shohjogumi-for-pony-sdxl
https://pixai.art/model/1792257093245609175
神塚ときお先生にご許可を頂いてaiの学習モデルを作りました
とりあえず簡単な使い方ページを作らないと分かりづらいと思うのでここに公開しました

pixaiでの使い方
pixaiは現状もっとも簡単にai画像生成を無料で試せるサービスだと思います
ログインボーナスポイントを貯める事で無料で画像生成を試す事が出来ます

https://pixai.art/
右上の「ログイン」から「ユーザー登録」でアカウントを作ります

https://pixai.art/model/1783494700649463428/1783494702629174938
その後これを「ブックマーク」してみてください

https://pixai.art/model/1792257093245609175
その後このページから「このLoRAを使用する」を選びます
先ず最初に「オプション追加」部分の「〇Pix94709⇔」の〇部分をクリックして×で閉じてください

そしてページ少し下の方にある「モデル」の部分から「もっと表示する」を選び
「お気に入り」から先ほどのブックマーク「sakuracandy_ponyXL」→「このモデルを使用する」を選びます
そしてその少し下の「LoRA」の部分にある「kazuka tokio (bikid’s! and kazagake shohjogumi!)」の
「比重」→「0.7」を「1」に変更します

これで前準備は終わりです、ページの先頭の方に戻ります

score_9, score_8_up, score_7_up, source_anime, kazuka tokio, bikid’s!, kazane mai with blonde kinky long hair sitting on scooter with long handlebars, kazagake shohjogumi!, mizuki mai blonde hair with single braid sitting on motorcycle,

上の文字列が出ている場所が「プロンプト」です、aiに描かせたいものを英単語で指定する事が出来ます
「score_9, score_8_up, score_7_up, source_anime, 」
の部分は定型句だと思ってとりあえずそのままにして置いてください

その後、aiに描かせたい文字列を描きます
例として風音舞ちゃんの場合は
「bikid’s!, kazane mai with blonde kinky long hair sitting on scooter with long handlebars,」

水輝舞ちゃんの場合は
「kazagake shohjogumi!, mizuki mai blonde hair with single braid sitting on motorcycle,」

を登録してありますので残して残りを消すことで簡単に試す事が出来ます
また、英単語を変更する事で描くものを変えられるので色々試してみてください

「kazuka tokio,」
の単語には両作の特徴+最近の絵柄が含まれているので絵の雰囲気を最近の物にする事が出来ます


score_9, score_8_up, score_7_up, source_anime, kazuka tokio, a girl with blonde hair and a bow in her hair is standing in front of a colorful background with the words viiver, 1girl, bangs, blonde hair, blue sky, blush, cherry blossoms, choker, cloud, copyright name, cover, day, english text, eyebrows visible through hair, hair ornament, hairclip, heart, letterboxed, looking at viewer, open mouth, petals, short hair, sky, smile, solo, thank you, virtual youtuber, chibi

(出力結果: https://pixai.art/artwork/1794416923099594148


score_9, score_8_up, score_7_up, source_anime, bikid’s!, kazane mai with blonde kinky long hair sitting on scooter with long handlebars,

(出力結果: https://pixai.art/artwork/1794424291034489992


score_9, score_8_up, score_7_up, source_anime, kazagake shohjogumi!, mizuki mai blonde hair with single braid sitting on motorcycle,

(出力結果: https://pixai.art/artwork/1794425454900199607

最後に「生成しましょう!」を押す事でポイントを消費して画像生成が始まりますが
その前に「高速生成」のチェックボックスを外すことでポイント消費を抑える事も出来ます
また、「縦横比」の「幅」「768」「高さ」「1280」や「Sampling Steps」の「28」を減らす事や
「画像枚数」を「一括(X4)」から「単一」にする事でも
ポイント消費量を減らすことが可能です

「生成中」のまま出力が終わるまで待っても構いませんが、高速生成ではない場合は時間が掛かります
その場合は一旦終了しておいて暫く後に
自身の「プロフィール」→「生成履歴」を開くことで生成を終えた一覧がここに貯まります
生成中の場合は「生成を取り消す」ボタンになっていますが
生成が終了したものは「タスクに移動する」から絵を選び「公開」を押すことで生成結果を公開する事が出来ます
X4で精製した場合は4枚並んでいると思うのでその中から個別に「公開」で選ぶ事が出来ます
また、今一な場合でも、絵を選んだ状態で「公開」ではなく再度「生成しましょう!」を選ぶことで
同じ指定で少し別の絵を精製する事が可能です
プロンプト修正しつつ気に入った絵が出るまで繰り返すことが可能です

2024/09/22 ドラフト的な公開、多分もうちょっと煮詰めてこの投稿を繰り返し編集すると思います

stablediffusionのあれそれ

今まで面倒で自己認識の表明とかして来なかったのですが
学習内容に違法情報が含まれる事について、過去の事例で検索エンジンの運用などでも
収集内容やキャッシュ等に違法情報が含まれたり、学術研究用途にしか引用が認められない時期にODINのような例が試験運用に留まってしまったり等あって

→今回無作為収集されたデータ内に違法情報があっても出力結果が合法であれば合法という新法を作って対応した、という事なので法整備が間に合ってないという例には当たらず
新法に不具合があるなら再改正する必要がある(合法)と考えている

→それとは別に自分の出力は版権元から依拠性類似性について争われる可能性があると考えている(それについては二次創作と同様の法根拠だが心証の問題でaiは不利かもしれないと考えている)というのが自分の認識です…面倒で表明を避けていましたが自分の認識に誤解があっても良くないので…

→また、loraを作った動機としても敷居を下げて新規に二次創作絵が増えて欲しいというただそれだけで、過去にも同様の理由で六角大王、mikoto、blender、mmd、3Dカスタム少女、コイカツで二次創作が作りやすくなるように配布を行ってきた延長です…どれも使った結果を見せて欲しい…!!

Movable Type 色々バグってた細かい修正

ページめくり修正とかやった後でもまだおかしい所一杯あったので色々修正した
メインページの続きを読むが右ウィジェットより下にあって
ウィジェット入りきらないレイアウトでめくりまで移動大変とか
カレンダー優先にうっかりなっていて月別アーカイブ開くとカレンダーになってたとか
入りきらないレイアウトでside menuウィジェットまで飛びたい事あるな…とか
そんなチマチマなバグフィックスをやっておいた、これで新blogオッケーかも…

と思ったら画像ファイル一覧がちょっとおかしくて昔使ってたブログライタだと
mediaフォルダ直下にファイル置いてくれたのだがmicrosoftのOpen Live Writerだと
mediaの下にユニークフォルダ掘ってそこに入れてくれるお陰で衝突しにくいものの
再帰的カタログを実装しないとファイル一覧に新規投稿メディアが出ないっぽい

今の御時世でphpのカタログ作り方どこで聞いたら良いものか…
元々のにじうら村役場の交流ボードが閉鎖しちゃって聞けない状態でした
多少対応して頂いたphpではあるもののフォルダ名のせいか上手く再起検索出来ない

ここを本格的に更新できるようになったらまた考えるかな

実はお絵かき掲示板もjava動かないブラウザが今や殆どで
HTML5化された奴に頑張って置き換えたいところです

最近はツイッターちょろちょろ書き込んだりしてましたが
なかなかガッツリ色々やる元気が出なくて手付かずだったので
とりあえず自分で過去ログ見るのに不具合気付いた所から修正してみました

そういえば非成人向けのみrss取れるYAHOO pipeも終了してて代替サービスがない!
密かにパンツ先生の今日の一枚更新があると届くrssとか便利だったのに…

また少しずつココも更新できるように3Dゆうぴー再開願望があるのですが
ここやっとWorld of Warshipsの集会が出来たり出来なかったりな程度の復活状態
お船のゲームメンバーで遊ぶのも11周年になりました、これからもよろしくです

3Dはsecond lifeとかvr chatとかoculusとかでゆうぴージョエル見れるようにしたい
というのが人生の目標です、観たい!

最近買ったもの

s-l1600.jpg

現在空輸中…動画のみセルなしだけど1枚くらいは持って起きたかった
元気出たらスキャン再開するぞー願望

拍手お返事、と久々の更新

2016/06/26
13時
https://yu-hi.sakura.ne.jp/hinabita/archives/2016/05/08075535.html
やる気になったときやりゃーいいんだよ みつを

そんなこんなで今日になってしまいました
googleからモバイル非対応とhttps非対応を頻繁に警告されていたので
急に思い立ってブログのスタイルシートをいじってみました
昔のブラウザはhttpとhttpsのソースが混在していると重度の警告をしてきたのですが
今のブラウザは!つく程度なのでお外のバナーやらがhttpでもそこまで気にしないで良さそうなので
とりあえず自鯖だけhttpsに移してリンクも貼り替えてみました
しかし過去記事内に直記したhttpは今のところそのままです

https://search.google.com/search-console/mobile-friendly

後んなんかこんなサイトに誘導されたのでできる限り対応してみました

https://yu-hi.sakura.ne.jp/hinabita/indexlite.html

https://yu-hi.sakura.ne.jp/hinabita/indexkeitai.html

とカテゴリ個別記事などは対応済、このトップだけは未対応という感じです
マイクロソフトのユニバーサルアプリみたいに解像度ゴリゴリ変えても
動的に再配置するようなアレが再現できれば良いのですがとりあえず切り替えで何とか…
後日横幅サイズで動的に再配置できるようなcssに出来ないかまた試そうと思います

昔はwebデザイナーのお仕事をしていた時期があったのですが
ずっと離れていてレスポンシブデザインとかに疎くなってしまいました

https://twitter.com/hinabita

最近はツイッターで簡単なテキストは呟いていましたが
ツイッターが微妙に統制的というかBANが怖い世界になった感があって
避難所ますとどん鯖をここに立ててほぼ個人用にしようか悩み中で
その辺もあって久々にページに手を入れたところで元気切れでした
https://t.co/1HgRVF0lAh
都築和彦さんの影響でにわかな古代史ファンになってしまいTLが概ねそんなですが…

http://www115.sakura.ne.jp/~byunbyun/wonder1/wonder01.html

元々オカルトと邪馬台国好きだったのでここの文章ではまってしまいました
実はネオランガ好きとは全然関係ないところからのハマりでした

C61fcuIVoAAysgm

蚩尤ボディぺゆうぴー

Cw_KJbKUkAUYoc-

アイコン用ゆうぴーキャッツ

なんかロシアからコメントspamがすごい来てたのが謎です、数字認証抜けて来るようになったっぽい?
googleのOAuth認証がうまく使えない…コメント通らなかったら拍手か何かで…よろしくお願いします

新しいOpen Live Writerのテストを兼ねて投稿

うみねこのなく頃に 戦人犯人説 幾子ヤス説 のアンチミステリー解釈などネタバレ

なぜかいまだにうみねこの真相をググってさまよってここにたどり着く人が多い
うみねこのなく頃に 戦人 犯人、などで探している模様
それだけ何か漫然と納得のいかない人も多いんだろうか…?
コンシューマ版のうみねこが完結したことも影響しているのかもしれない、それにしては長いが

で、あれから今でも時々うみねこの事を考えるのですが(私はうみねこのなく頃にが大好きなのです)
前のレビューでは戦人犯人にしたいがために非論理的に文章書いてたなという気もしたので
落ち着いた今もう一度あの話はどういうことだったのだろうかと思い返してみる

もうかなり経ってるしうみねこのネタバレずらずら書きますが一応注意
(虚無の供物という昔のアンチミステリ小説のネタバレ?も含みます)

まずEP8の現実世界に見える部分は現実じゃなく物語なので
現実世界の平文では嘘がない、が適用できないのではないかという事を考えました
根拠の拠り所は現実世界で赤字(一なる真実の書に真実が書かれていると告げる)がある事
そもそも幾子と縁寿自体現実では会っていないのに会った現実風物語シーンがあるので
現実シーンに見えるシーンでも実際の現実ではないというのはあるのではないか
これで漂流戦人が幾子に拾われた現実シーンがある=これまで嘘としたら何も信じれない、というのは
EP8自体犯人の描いた物語だから都合の悪い部分は嘘、と言えなくもないのかなあとも
(それでは何も信じられない、という事については本当に、どう反論していいかは難しいですが)

各エピソードってどこまでがどういう物なのかという事も改めて考えさせられました
前節で幾子と縁寿が会ったシーンが物語部分だとか言っておきながらそれを根拠にするのが何ですが
幾子の書いた初公開の偽書を読んだ縁寿が「勝手に私を登場させて面白おかしく書きやがって」云々と
言うシーンがあるので、これにより上位シーンに当たる部分(縁寿が飛び入って戦人を助けるシーンなど)が
それまで公開された部分(ボトルメールや世の中に出回っている偽書)には無い事が伺えます
ボトルメールEP2も魔法記述(密室で朱志香と嘉音が殺されて嘉音だけ消えるシーンとか)は書かれていても
上位シーン(戦人がベアトと犯人当てで論戦するシーン)とかは公開されていないのでしょう
つまり赤字などの絡むシーンは全部世の中に出回ってない幾子の偽書なのではないかと、
EP3の中核のベアト戦人がエヴァと戦うシーンなども全く世の中には出てないんじゃないかな?と思うのです
特にEP3から上位シーンを抜いてしまうとかなり印象が変わる気がします(絵羽が銃を撃って戦人を殺して終わる?)
またEP4以降はどう公開されたものなのか、どこまで公開されているのか良くわからないですが
全体を通してベアトと戦人が上位世界で争うシーンは幾子が書いた追加エピソードみたいなもので
縁寿が読むまで全く世の中に出てなかったように見受けられます(シーン自体が創作なので何とも言えませんが)
事件の真実とは直接関係ないまでもこの辺のことはやっぱり物語上理解しておかないといけない気もします

また作中での真実隠しの理由には「陰惨な事件だったものの爆発事故で全滅という結果しか残っていない以上
創作なら幸せな家族だった事にも出来るので死者と遺族の為にもそういう事にして欲しい」という戦人の願い
という理由付けがされているのですが戦人犯人に思えてしまうのはその執拗な真実隠しが胡散臭く見えるせいもあるし
作中で戦人の両親が虐殺の初陣を切ったという描写と生き残った絵羽が縁寿に真実を告げられないという事で
戦人両親の犯行が真実=ベルンの明かした真実が正しそうな上に、何らかの方法で戦人が脱出艇を見つけている
=描写では早々に死んだベアトが魔法EDの脱出シーンと同じく生きていたのではないだろうかという辺りや
(銃で至近距離から撃たれた絵羽が怪我で済んでるので空砲などになるよう銃に細工があったのではないだろうか?)
ベアトが入水自殺し戦人が後を追った=六軒島にベアトとしての自分と戦人としての自分を置いてきた二人の描写で
それが戦人の記憶喪失設定ならヤスがベアトを捨てて幾子になっててもおかしくないのでは?と思える事
唐突に出てきた謎の人物八城幾子よりも脱出艇まで用意していたヤスが脱出後の生活基盤として作っておいた別荘
偽名等が八城幾子になったと思った方が理解できる、10億円の入ったカードや遺族へのプレゼントなどもある
ヤスが生きているなら戦人が生存者として名乗り出れないのも分かりやすい(共犯か支援者だから)事もあって
真実隠し=ヤスが生きていて戦人が共犯か支援者、という構図に見えるのも大きいと思う
時効後に出てきた事もあるし絵羽が生きている時には偽書EP3を八城一八が公開している理由や
絵羽死後に留弗夫夫妻犯人説が巷に上った途端「犯人探しは下衆の行為」と言いだしたり
一なる真実の書公開騒動を起こしたりして火消しを行っているのも怪しく見えてしまう
(騒動は赤字が出るので「現実風物語」という論拠とこの部分では相反してしまうのですが)
また一なる真実の書が絵羽の描いた日記であるとは言っていないが真実が記されているとは赤字で言っている
=真実を描いた幾子(一八)の偽書でも可能、という点も何か含みがあるような気がしてしまう

幾子がヤス説については作者は一応否定はしていない
対談謎本の著者が作者と対談の中で幾子はヤスとは思えないという旨の趣旨の内容を書いているけれど
ほぼ明確に否定しているのは手品エンドの縁寿が戦人犯人かもしくは家族が犯人にまでたどり着いている事だけ
作者は手品エンドの縁寿は相変わらず絵羽を犯人だと思っているのでBADENDだろうと書いている
そういう意味では幾子ヤス説にはまだ生存の余地があるように思える
そんな説もあるよね的に作者の歯切れが悪い理由がわからないのがちょっと難しいが
虚無への供物と同じく「物語中で解ける犯行を解決せず事故だったとして完全犯罪で終わってしまう」ネタとみれば
話の根幹にかかわる最後のネタバレになるので明かせず歯切れが悪い、とも言えなくもない…のか?
虚無への供物も「アンチミステリ」と呼ばれているしそういう解釈ならば正しく「アンチミステリー」なのではないか?とも
(私はアンチミステリーとは解ける犯人を上げず物語もミステリーではなかった風に完結する事だと解釈しているので)

ここで度々書く余談でEVE burst errorという剣乃ゆきひろの作品もアンチミステリーなんじゃないかと思っていて
この手のアンチミステリ(候補)は「そう読むと犯人が別に居るように見える」という謎本的解釈論になってしまい
作者が正解を公言しない限り「それは考えすぎで物語の結末が真実である」という声の方が一般的になって
普通の読み方が正しいのか穿った読み方が正しいのか、分からなくなってしまう
そして普通の読み方の物語を覆そうとしても作者の正解という錦の旗がない以上証明ができないのでとても難しい
剣野ゆきひろさんもEVEの犯人について、あれが間違いの犯人を上げる物語で真犯人が別に居るかどうかは
恐らくどこでもコメントしてないまま亡くなられたので真相は闇の中になってしまった気がしますし
(そもそも前述のようにそんな読み方自体が穿ちすぎの考えすぎ、という懸念も捨てられない)
うみねこについても結構な人数の人が「もやもやした何か」を抱えていてもそれが作者の意図した物なのか
一般的に言われているような作者の物語の不出来によるものなのかがどうにも証明できない
そういう意味ではやはり作者にアンチミステリか否かをどうしても公開してもらいたくなってしまうのです

幾子ヤス説は恣意的な論拠の考えすぎな話なのでしょうか…どう思うでしょうか?

頂き絵、お年賀お返事とネオランガ!

久々にデスクトップPCを立ち上げて更新!

 

ひのきさんと油屋さんに寒中お見舞いゆうぴー頂きました
ありがとうございます!

樹本仮巣さんからもお年賀のお返事を頂きました

非常に更新遅れて申し訳ない、とても嬉しかったです!
今までお世話になった方には時節ごとにメールを出しているのですが
全くメールのお返事とかないとこのままメール出し続けていいのか悩んだりするわりに
自分の掲載が遅れたりしてて何だかな、と思った次第

本当にありがとうございました!

で、某所で自分の3D講座みたいなのが読みたいって言われたのですが
技術的なものは他に一杯優れた人が居ると思うので自分が言えるちょっとした話とか

新しい好きなアニメが出来ても前の好きなアニメを忘れる必要はなくて
ずっと好きなままファンイラストを描いたりしていいと思うのです
3Dは手を加え続けられるメディアだと思います
他人の何倍、何十倍も成長が遅くても、仮に成長が全くなかったとしても
例えば老後におじいちゃんが盆栽を何年もかけて手を加えていくように
3Dモデルに手を加え続けて老後の楽しみにしても良いと思うのです

見に来た人には「この人ずっと同じで成長しないな」って思われるかもですが
成長遅くて見限られてもずっと続けていたら別の人の目を引けるかもしれない
そう思って何年、何十年かけて3Dを続けていけたらいいんじゃないかな
これから3D始める人は挫折しても完全にあきらめないで、心のどこかに留めておいて
1年放置、何年放置してもまた気が向いた時に手を付ける、そんな方法もあると思うんです
3Dモデルはそういう盆栽的な楽しみが出来るメディアだと自分は思っています

2Dでも1枚の絵に手を加え続けることはできると思うんですけれど
それを後から流用できないのが厳しい気がするので
3Dってポーズ変えたり小物を追加していったりと流用が効くのが良いと思うのです

自分も頑張って続けていきたい

ここしばらくの感じ

秋口入った辺りからだるさがきつい感じで
それまでそこそこ3Dいじったりお面作業したりできていたのが
急に出来なくなってずっと寝込んでいます
夕姫のお面を送るという話もあって準備進めたいのですが
なかなか動けずにいます、元気が出てほしいです

ここ最近見てるアニメ
Fate、ピングドラム、あと撮り貯めていたベントーを2話だけ見ました
ピングドラムとは家族の愛の象徴の林檎のこと、という落ちでしめるのかな
ベントーは左京さんおすすめだけあって面白そうな感じです
お色気アニメ好きなので、あと機会を作ってペルソナも見たいです

新しいノートPCが届いて録画してあるtsファイルを再生しても
パワーが十分な環境になった筈なのですが
何故か動画再生時に音声にプチノイズが乗るのが困っています
再生バッファ取ると改善したり有線LANにすると改善したりするので
無線LANのドライバかなんかの影響な気がします
オプションをWimax入りのIntelボードにしたのですが蟹ボードよりダメとは…
取りあえずプチプチ言わせながら無線でアニメなどを消化したりしていました
映画のタイムラインのフランソワが無駄死になのが可哀そうでした

あとInternetExplorerでCtrl+ALT+F4のショートカットが効きません
何かの常駐ソフトが上書きフックしてるんじゃないかと思うんですが…
こういう時何が影響してるのか知る方法が無いか知りたい所です
その他のタブを閉じるマウスジェスチャのかざぐるマウスに登録してるんですが
無いと意外と不便です、今は仕方なくChrome使っています

画面タッチありのPCはIBMの乳首でスクロールバーつかむのが大変な時に
直でバーを指で動かせるのは便利かも?とも思うのですが
キーボードから手を放して画面に手を持っていく手間と
あのポインティングデバイスで調節しながら細いバーを掴むのとで
どっちもどっちだなーという印象、キーから離さない分ポイントの方が楽かも?
筆圧は結構いい感じで反応してくれているみたいですが
今のところ生かせるような作業をしていません
おまけで入ってるタッチセンサー用ゲームがしょぼいけどちょっといい感じ
水を押しやって折り紙の箱舟を流すゲームが嘘っぽい日本ぽさでよかったです

いまさらの輪るピングドラムの感想

初めピングドラムを見始めた頃は直前のSTAR DRIVERの印象もあって
幾原監督演出は凄いけどシリーズ構成榎戸に当たる人物が居なくてテンポが悪い感じで
幾原は榎戸が居ないと辛いのに榎戸は幾原が居たらこんな感じだろうという
一人でもやっていけるのではないかな、という印象でした
それ位最初の頃のテンポは悪かった、8話辺りからグッと加速したように思う

最近のお話に限って思ったことを話すと
子供ブロイラーは社会に適応するための通過儀礼なんじゃないかとも思える
作中では親に見限られる事で子供ブロイラーに送られることになって
誰かの特別になることでそこから脱出できるように描かれているけれど
透明になって混ぜられて特に誰でもない代わりのきく社会に溶けた人間になる事を
子供ブロイラーという形で目に見える機関として表現しただけの
実際の現実の世界の暗喩なんだろうな、という感じではある
この解釈ならば父親の演説はオウムというよりは酒鬼薔薇聖斗を思わせる

Penguin forceからKIGA GROUPになっても活動を続ける辺りはオウムとアーレフを思わせるけれど
しかしオウムってそんな社会に対して変革を求めてテロを起こしたような団体だっけ?
オウムはハルマゲドンが来る時に自分たちが超能力者の長として戦うための団体で
社会を敵に回したのは変革を求めるためではなく自分達を理解しないものを排除する為だった筈
明確にオウムとの関係は書かないだろうけれど
運命の乗り換えで世界が変わる前が現実のオウムの世界で
乗り換えた先がオウム>ペンギンに変質したピングループの世界という解釈?
実際には地下鉄サリンが起きるはずだった世界がモモカの運命の乗り換えによって
ピングループの爆弾テロの世界(被害が減った世界)に乗り換えたという事なんだろうか
大元の世界は東京タワーの代わりにダビデ像が立っている世界だったけれど
その後二度目の乗り換えで置き去りにされた世界が現実のこの世界、という解釈か?
物語が終わる最後の乗り換えで子供ブロイラーなんてない世界になりました=現実という話?
だとすると子供ブロイラーをなくした代わりにペンギンがオウムになって地下鉄サリンが起きたのか?
モモカがテロの被害者を減らしたような描写があったけれどそれをリンゴちゃんが上書きするのだろうか
代わりに地下鉄サリンが起きるのに子供ブロイラーは物理的に無くなっただけでそれを生む社会はそのままで
運命の乗り換えでは何も解決しなかった的な終わり方になってしまうんだろうか

テロ事件のあとでKIGAグループになったというのが先鋭化ならば
社会を救う為の行為をテロと断罪され攻撃的な教団KIGAに変質した?とも考えられるけど物事の順番がおかしくなる
あとペンギンのマークは至る所にあるけれどピングループは社会に溶け込めてるグループなのか?という疑問とか
そもそも3匹ペンギン冷凍で送ってきたのはKIGAグループらしいし
ひまりの夢の中では3匹は透明になるシュレッダーに落ちる前に箱詰めされて送られてたけれど
子供ブロイラーはKIGAでも関われない機関だと言っていた父の言葉と矛盾する気もする

それはそれとして
ひまりがショウマと運命の果実を食べて高倉家の子になった事と
ひまりが熱を出してカンバと父が抱えて病院に行った事
おそろいのリボンを揃えられなかった母が割れた鏡で一生残る傷を顔に負った事
この辺の前後関係が微妙に整合しない気がする
運命の果実が文字通り誰かの運命を食べその人の運命に乗り換える事で
高倉家の子になった事でそれより前に実母との思い出だった顔の傷の思い出が
高倉の母親との思い出に差し替わったりしてるのでは?と思ったりもした
(ラーメン屋の母の顔には傷が見当たらないし、化粧で誤魔化せてるのかもしれないけれど)
あのリンゴが他人の運命なのでは?と思ったきっかけはKIGAアンプル(アップル)の注射で
生きながらえるのも他人の運命を注射する事で死の運命を引き延ばせるのでは?と思った事から
運命の乗り換え=ピングドラムなら高倉家の林檎もピングドラムなのかもしれない
プリンセスクリスタル(というらしいペンギン帽のひまり)がカンバから抜いてた玉は林檎?
あとプリンセスクリスタルってアニメでは名前出てないけど晶(ショウマ)の姫って意味なんだろうか

モモカの日記ってタブキとのラブラブな日常を綴った日記だったけれど
あれがモモカの持っていた運命の乗り換えの呪文の載っている日記とはどうしても繋がらない気がして
それも運命の乗り換えで本来の呪文書がただの日記に書き換わっちゃったのかな?とも思ったりした
ここ2話くらいでカンバがすりつぶさないとの兄だという感じを急に出してきたけれど
その辺も運命の乗り換えで家族構成を書き換えたのだろうか
すりつぶさないとさんの父も心が弱い人のような描かれ方だったから教団に入っていて
逮捕などを切欠に養子縁組が変わったとかそういう現実的な変化なのかもしれないが
モモカの日記をあるべき状態に戻す=乗り換え出来るようになるがオウムが居た現実の世界に引き戻される
モモカの日記を変質したまま焼いてしまう=あの世界を受け入れて生きていくという事かとも思ったけれど
サネトシ先生は焼いて欲しい人らしいのに世界の変革を云々と言っているしそれは間違いか

何か色々考えてしまう部分はあるけれどあと4話?位なのが寂しい
最後は「かえる君東京を救う」という感じで終わるんだろうか

拍手お返事と現代アートのお話

2011/10/13 拍手
19時
 https://yu-hi.sakura.ne.jp/hinabita/archives/2011/08/07230114.html
 マジスタンスって何だったんでしょうね

拍手ありがとうございます
マジスタンス、という呼び名はどうしても荒らしの丸の内ocnを思い出すので
敢えてこの文章で再定義しつつ、二次裏化、E&E化、と呼んでみます

二次裏化するというのはどういう事かというのをあれから考えてみたのですが
究極的には「顔も知らない誰かと協力して互いに楽しい事をする」事ではないかと思いました

あの騒動が落ち着いてここ最近二次裏化した人たちがどこに行ってたかというと
Mooo!ビデオという動画に落書きできるサイトに遊びに行っていたようです
けいおん!のOPに落書きを足して遊んでいる人たちは
互いにここにこう言ういたずら書きをしたら面白いだろうな、と足していって
皆でオリジナル絵ばかりの動画に描き直していってしまうような遊びをしていました
しかしお絵かきチャットと一緒で全消ししたりして嫌がらせをする人も居て
そういう嫌がらせに対して弱いサービスなので結局は飽きて去って行ってしまいました

結局の所内輪的なネタの面白さのハイコンテキストな要素を知らないと楽しめないのでしょうが
そういう内輪の面白さを知った同士では相手が何を面白がるかをある程度知っているので
面白い事を互いに触発し合い、より面白い事をするという
「顔も知らない誰かと協力して楽しい事をする」二次裏的エンジョイ&エキサイティングな遊びが出来る

pixivで皆がお絵かきで大喜利して居た時はpixivのユーザーや2chの人々とも
現代アートのネタを用いてある種の内輪の面白さの共有が出来ていた為に
協力し合って遊ぶ、二次裏的E&Eが出来たんだと思います

相手が面白いと思う事を自分も楽しんでやる、というのがうまく回るようになれば
皆が楽しめ自分たちも楽しい、それがいわゆるマジスタンス、E&E化した人々なんだと思います

そしてその事を踏まえて、今のpixiではがセキュリティ騒動以降このE&Eが上手く回らなくなっている
自身の従来のユーザーは気にしないセキュリティについての細かい説明を出していない状態
つまりpixiv側が嫌う二次裏的な人々が寄りつかない状態が続いていて
面白い事をする人が最初期から比べて減っている状態なのが寂しく感じられています
しかしこの騒動を通じて遊んだ人の中にはこのE&Eする素養が芽生えていて
条件さえ重なれば大発生する藻のように、ある日また大発生するのではないかと期待もしています

結局の所、義憤から抗議する、正義を振りかざす人というのは面白さが無く
本人は楽しめてるかも知れませんが中々周りを楽しませられない
前にも書きましたが目的よりも手段で遊ぶ、楽しむ行為こそが二次裏的であり
昔からふたばで言われていた二次裏の心得にあった「エンジョイ&エキサイティング」であり
確かにそこには人を楽しませられる面白さがあって
あの時の爆発的な大勢のE&Eを呼び起こしたのだと思っています

二次裏的E&E、とここでは言いましたが
大本をたどれば恐らく2chのAAリレーのような知らない人同士でAAを改造し合って描き込む
その辺が源流であり、素養は匿名でネットを使ってきた人には備わっているのではないかと思っています

それと同時にやはり上のMooo!動画やお絵かきチャットのように嫌がらせでそれらを壊して楽しむ人
自分だけが楽しければいいと思う人の悪意には弱く
身を守る為に内輪化して固まってしまう傾向もあるのだと思います
そのせいで今までは中々2ch、ふたば、ニコニコ、pixivなどの垣根を越えてのE&Eが起き辛かった
たまたまカオスラウンジという垣根を越えた共通問題が発生したために
現代アート騒動という垣根を越えた共通認識によるE&Eが起きたのではないか、と思いました

あの自分がnov君化と呼んでいた騒動、二次裏的E&Eは
相手の面白い事を、自分たちも楽しんでやる、相手の思う事を知る事、そういう相互行為であり
ネットにおける匿名文化による表現なのではないかと思っています
もっと相手を楽しませられることを想像できる人が増えるといいな、と自分は考えてます

丁度いい機会なので一旦総括的に現代アート騒動をまとめてみました
では、長い文章になりましたが拍手ありがとうございました

追記

補足的な話にさらに補足で申し訳ないのですが言葉足らずな部分もあったので
上でMooo動画の話を出した理由の一つに、けいおん絵に落書き、という点があったりします
これ、カオスラウンジが行ってるけいおんを切り刻んだりぶっ掛けたりするアートと
権利者から見れば同じけしからんもの、訴えられれば負ける物だったりします
で、同じけしからんものの優劣ってどう決まるんだろうなと個人的に考えた結果
結局はどれだけ多くの人が楽しんだかではないかと考えたのが文章の切欠にあります
けいおんのOPに二次裏界隈では受ける内輪の落書きをして面白がったように
萌え絵を切り刻んだりするのも現代アート界隈では面白い行為だったのかも知れません
(現代アートの土壌について自分はまるっきり無知なので分かりませんが)
今まで内輪向け、でウケを取ってきた行為が内輪の外に出たのが先の現代アート騒動で
そこで同じけしからん文化であるカオスラウンジ的なものと二次裏的なものが争ったのではないかと
版権イラストや写真のコラージュといったPixivやら2chやらなにやらでの二次裏的な面白さ、の侵攻があった際に
カオスラウンジ側は有効な面白さの反撃手を打てなかった
現代アートの文脈では面白いことをしていた!面白がってる人も現代アートの世界には大勢居る!と主張して
それをカオスラウンジ側はネットでの現代アートに対する無理解であり勉強して来るべきだと言ったりもしましたが
そもそも現代アート界隈での内輪受けをネットで売り出そう、というのがカオスラウンジの戦略であり
村上隆の世界戦略、現代日本っぽいものを世界に売り出すに対抗する手段だと自分達で言っていた筈なのです
つまり今回の騒動以降、カオスラウンジ勢は良くネットの有象無象の無理解を主張していますが
先に現代アートは世界で売るよりネットで売れる、といった自分達の村上対決宣言と矛盾する上に
二次裏の文脈で面白いことをして二次裏以外で笑いを取った勢に少なくともネット界隈では負けたと言ってるような物なのです
先の騒動を二次裏的面白さとカオスラウンジ的面白さの勝負として見た時
自分は二次裏勢なので贔屓目もありますがやはろカオスラウンジ勢は面白い返しが出来ずに負けたのではないかと思いました