朝鮮話・嫌韓話で良く出てくる「天皇は朝鮮の血筋」って話について

公共の場では政治思想の話をすべきではない、というのにしてしまう私
平和的国家協力政策として王族同士婚姻を結ぶ事は十分ありえると思うんですけど
天皇に朝鮮の血筋が入ったといわれている時代(正確な年度は忘れましたが)
日本と交易があったのは百済であり、いわゆる現朝鮮系の新羅とは異なります
百済は新羅に滅ぼされたあと、倭国に王族が亡命しています、無論特待で朝廷に入っています
日本の桓武天皇の母親に当たるのがたしか百済の王家の血筋の筈です
百済王朝と倭国の関係は非常に根深く、同じ国だったという説までありまして
いわゆる奈良百済という朝鮮系教育では「日本を支配していた」として教えてる歴史でありますが
ありえなくも無いけどどうなのかなぁ、という状態、この頃の倭国と朝鮮は基本的に中華の属国で
基本的に中華思想の地方豪族が朝貢することで支配権を貰う形においては大した違いがなく
元々遣隋使以前の倭国は朝鮮を通して中国と交易していたので同じ国扱いもさもありなんとも
かといって倭国にも歴史書はあるわけで…同じ国だというのはちょっと無理があるかなあとも
で、朝鮮の一部の人が主張する「天皇朝鮮人説」は奈良百済の拡大解釈と
桓武天皇の母の話に尾ひれが付いてしかも正確に伝わってないで起こっている事なんですね…
高句麗・百済・新羅は中国史で言う所の三国志くらい色々あった時代なんですが
残念ながら余り詳しくないです、後高句麗・後百済・後新羅は最初の三国とは別物で皆新羅系とか
唐に攻め込んだりとこの時代、多分ちゃんと本とかにまとめたら面白いと思われる波乱の時代
最終的には後高句麗から高麗がうまれて覇権を握り、いわゆる朝鮮戦国時代は終わります

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.