日中戦争のきっかけになったという盧溝橋事件については知ってる人も多いと思うんだけど
なんか、近年の調査ではこれは共産党軍がしかけた国民党と日本軍を戦わせるための
工作だったという話があるらしい、また、これは初耳で驚いたのだが
日本も国民党も一旦停戦合意した、というのだ
私達の習った歴史である「日本は開戦の口実を欲しがっていた」ってのとは矛盾する
しかも停戦後に「北京から軍隊が来る」という誤報を真に受けて日本は師団を出したらしい
(この誤報さえも共産党軍による工作だったという可能性があるそうだ)
となるといわゆる日本の日中戦争への切欠は本当に事故だという可能性がでてくる
しかも事故が起こるように仕組んだのは中国共産党である、と共産党はのちに発表しているそうだ
私の思っていた「不景気による日本国民感情の軍拡路線への期待」と
「原油の輸出を止められた日本が南方資源の輸送ルートの確保の為」に引き起こした戦争という
ただ単純な図式ではなかったという可能性も出てきてしまう
実際にこの後通州事件で日本人が大量に殺され、一気に反中で日本は固まるわけで
一概に日本だけを断罪するわけにもいかんなあ、と…
今回のデモとかで死傷者が出たら通州事件の再来ですよ
日本が軍隊を持った侵略国家だったら戦争の口実を与えるようなものです
カテゴリー: 文章
共産主義へようこそ
社会主義、共産主義とかの理想国家運営論を見てると
弱者である自分のような人間には魅力的に映るんですが
バラ氏が「弱者を食い物にするだけ、理想論はだめ」とかいうのですけど
個人的に共産主義の難点は彼の言うような中央集権による内部腐敗は元より
根本的に資源が無限じゃないのに無料で提供しようとする事に難があると思うんです
で、自分はまともな社会主義国家は「キューバ」だけだと思っています
この国は「観光」というある意味「無くならない資源」を資本主義国家に売って
外貨を得て運営すると言うコバンザメ社会主義国家です
私は今後社会主義国家が生きて行く手段は観光しかないだろうと感じています
…でもここもカストロが死んだら崩壊しちゃうんだろうなあ…最後の楽園ですかね
チェゲバラ!
わたしたちの世代は社会の地図帳の巨大な赤いソビエトの地図を知っていますが
今の世代は知らないのかと思うとちょっと寂しいですな、東西ドイツとか
ウチのおばあちゃんの兄はシベリア抑留なのでソ連には良い印象が無いようです
おじいちゃんも「ソビエトは卑怯な事をした」って言ってたしなあ…
政治的発言は公共の場でするものではない
ってのがある種の日本でのマナーなんでしょうかね?バラ氏にまたちょっと嫌われたりとか
で、基本的に私はプチ国粋主義者でネット右翼の嫌韓嫌中ですが
そんな私がめろめろになった朝鮮人の方がいます
姜 尚中氏です
朝鮮人は遺伝的に劣ってるとか言う嫌韓厨
(嫌韓厨は元々嫌韓仲間の間で理由ない理由で嫌ってる人を指す言葉でした
いまはむしろ嫌韓=嫌韓厨と同列に扱われる事が多いですが…)
の鼻っ柱を折るような「理性派朝鮮人」です
しかも独特の甘い口調でいわゆる素敵台詞を吐きまくるんですよ
そのうえ言葉の端々から知性があふれててカッコいい、何より物を知ってる
嫌韓仲間の牧野氏を推して「こんな理性派朝鮮人いるのか」と
大学で留学生や講師相手してる知りあいを推して「ここまで理性的な人はいない」と
元々在日朝鮮人二世から韓国に帰化した人なんですが
朝鮮の利益を一に考えながらもそのバランス感覚は鋭くかつ建設的で
しかも甘いマスクとトークでモテモテらしく調べたらファンクラブがあるとか…
まぁ分からないでもないなーと思いました
でも朝鮮人特有の火病の遺伝的欠陥を発見したと韓国で発表ありましたね
火病は個人的には風土病(カプサイシンの取りすぎだろ)と思ってるんですが
どうなんでしょうか…ファビョーン
正式名ファビョンでした、伸ばすのが正式なのかと…
歴史のIF
歴史のIFというのはありえないことが多い
というのも歴史の流れというのは必然が多すぎてそれこそ流れとして
大きな流れというのはどう転んでも崩す事は難しい
でも、それでもいくつか考えてしまう事もあるわけで
戦史を眺めていると今の日本を含めた世界情勢が
今より良くなりえる可能性について考えてしまう
牧野氏は「日露戦争に負けておくべきだった」という説を唱えてます
あそこで日本は身の程を知っておくべきだった、と
私の少ない脳みそでシミュレーションするに、日本は逆に敗戦による早期講和に迫られ
北海道あたりを割譲、賠償金による日本経済の悪化により外資の必要性の増加
日本国内の民意の拡大軍事路線への傾倒が抑えられ、帝国国家として不安定になり進出が遅れる
その後ソビエト革命が起これば共産勢力への対抗として米英は日本との同盟を余儀なくされ
日本は防波堤としての波乱の年月を歩むが、結果的に二次大戦が「反共」でまとまる可能性が高く
日本は連合国側にいた可能性が強い、北海道は取り戻せるか微妙、日本の独立も遅れる可能性あり
最終的に日露戦争の敗戦分とのちの波乱の歴史をどれだけ取り戻せるかが鍵
中国がどうなるか微妙、案外国民党が反共勢力とくっついて中国分割、って状態か?
共産制力との戦場が日本に移る事によって中国は共産国民両陣営が生き残りそう
私は「朝鮮半島をソビエトに渡すべきだった」と言う説
李氏朝鮮は崩壊、ソ連南下、日本は陸路による満州への安全な輸送経路を失い
同時に大陸への足がかりを失う、よって海路による東南アジアへの進出および
満州利権の日米共同運営による反共同盟、ここでもやはり日米の同盟は崩れなくなり
中国は国民党共産党による共倒れ、民族ごとに分割され西洋諸国による統治が行われる形
東南アジアも日米英による共有支配により下手すると二次大戦は起こらない可能性もあり
(中国と言う巨大な土地を得ることでドイツが「再分配」を言い出さない可能性もある)
後出しじゃんけんとしてはアメリカと日本が仲が悪くなる可能性と言うのを極力排除したい
ドイツがどういうスタンスを取るかは微妙だが基本的に「反共」は一緒なので
日英同盟が切れて日独になる可能性はあるけど、朝鮮半島や北海道がソ連である限り
最大の仮想敵国がソ連である以上アメリカは日本を切れなくなる、ので
「日独米」か「日英米」による東南アジア、西欧の再植民地化が進む可能性が高い、と思う
日独米はどれも若い帝国なので植民地が少なく、再植民地化に積極的と思われる
元々日英同盟で日本とイギリスはドイツが対英路線を取り日独で組むまでは仲がよかった
同様にアメリカとも満州利権の日本による米国締め出しまでは仲がよかった、わけで
ゾマホンがいってたけど彼らは400年かけて独立を勝ち取った、と
アジア諸国は日本のちょっかいによって自力よりかなり早い段階に独立「させられた」
この辺に今のしこりが残る要因があるのはたしかで
牧野氏はそれはおせっかいでありたとえ400年かけても自分で勝ち取るべき、と言うスタンス
私は「日本の再統治政策は基本的にソ連の衛星国家政策と類似している」のでアリというスタンス
なのですが…どうなんでしょうか?今ソ連衛星国はロシアと険悪ですよねえ
でもゴルバチョフ曰く「我々には靴を履いていない子供も文字をかけない子供もいなかった」
私は世界の幸福度って観点からは日本のいわゆる「大東亜共栄圏」もありだったのではないか?とも
牧野氏は「いや、それは駄目、お節介過ぎ」だとか、共栄ってのがもう御為ごかしてて駄目らしい
実際自国に都合のいい傀儡国家を打ち立てる程度の事は未だにアメリカがやってるくらいですから
やったモン勝ちだと思うんですけどね…それで相手も今まで(奴隷)よりはよいわけで…
日本の幸せを言い出したら日本と言う国がどこまで「自分勝手」になれるかってのが案外大切かも
それが世界的に見てどうかは知らない、アメリカが幸せだと世界が幸せなの?って言う位別の話
草加は日米が開戦した状態から引っくり返すために中共と手を組みドイツから核兵器を取り寄せ
アメリカ本土への投下による日本主導による冷戦構造のスタートを狙ってるみたいですが果たして…
ジパング、面白いですね
追記
よく考えたら満州国だって大陸に足がかりがなければ作れなかっただろう
アメリカと利権でぶつかる事も無かったかもしれない、どちらにせよ拡大しすぎない事が大事
追記2
その後調べてるうちに満州利権自体は日露戦争時に
日本の勝利によって得られたものらしいということが分かった
朝鮮半島がソビエトによって奪われた場合でも満州国成立はありえたかもしれない
とりあえず朝鮮半島を奪われれば日本は日中戦争に突入するよりも
むしろ日ソで対立が深まった可能性があり、ABCD包囲網も変わってきそう
日本の戦車軽視政策も変わったかもね、対ソを本気になればその辺変わるだろう
またシナ事変>日中戦争も共産党の活動によるものが原因だとか
意外に知らないことが多いなと思った
エロティシズムという表現方法について
僕の中にある原体験と言うか、ああ、物語っていいなぁと思った切欠が
カオスエンジェルスであり、ELLEであり、龍の花園であり、サナトリウムロマンスであり
XENONであり、YU-NOであり、雫であり、ウテナである限り、エロは切り離せないんです
バラ氏に君はエロ表現を過大に信奉しているといわれてむっと来たりもしました
本当に、心の根の深くまで、エロティシズムというものがいかにして人の心に訴えるかや
そのためにどのような方法を使って物語を構成しているか、に対して強く惹かれます
また同じくバラ氏が非常にエロを軽んじているように思えてやはりむっとしたりもしましたが
今日、彼は彼なりにエロについて考えていると言う事も知りました
でも非常に深い溝があって、それを討論する事を楽しくない、と言われました
私にとっては数少ない心を割って話せる友人だったので、非常に残念で正直がっくりしました
彼に対する失望ではないですよ?自分が手に入れたと思った物に対してです
私は慎ましやかにしっとり燃え上がるように、タダのエロとは違った表現を心がけたいと思っています
静流さんの忍ぶ愛はなつきのために一人悲しく姫を狩るさすらいの女になるべきなんですよ!とかね
晶は威勢が良いけどちょっとした切欠で乙女になってしまって真っ赤っかでうぶなんですよ!とかさあ
ジョエルが可愛いから夕姫は虐めちゃうんですよ、とかね…
ああ、だれかわかってくれないだろうか?と枯堂夏子の歌のように都合よく思うわけですよ
私にヤンマーニ先輩はいつあらわれるでしょうか、そもそも生きていく事が出来ますか私は
ぶっちゃけ話がしたい
初めてトラックバック貰ったとか書かなくちゃいけないことがある気がするんですが…
あー えーとですねえ、ぶっちゃけ話がしたいです、主にエロ
ぶっちゃけ話ができる友人が居るんですが、エロ話嫌いなんですってさ
俺はそういう話が好きで仕方なくて、仲良くなったので引き出したくて何度も振って
正直面白いと思えないって言われて、んー そうなのか、と…残念、察しが悪くてごめんね
俺の尺度の中にぶっちゃけ仲間とはエロトークでもぶっちゃけられるという指針があったんです
だから心を割ってる人には私は明確に拒まれない限りエロトークする癖があってですね
凄いそういう友達がほしかったんですけど、駄目でした
っつうかバラ氏なんですけどね、牧野氏とは一部の領域においてエロ話は盛り上がります
「男の発想だと晶女装より巧海女装に行きがちだよね」とか「ベストカップル投票なら一位だろ」とか
「『俺はツンデレじゃねえ!』ってすげえ晶っぽいセリフだよね、ツンデレ過ぎる!」とかね
「やっぱり女の子は11歳だよね、脚がいいね脚が」
「棒のようで棒でないわずかに帯びた滑らかな曲線のバランスが…」とかは無理かな?
そういう話なのに下卑た感じじゃなくて盛り上がれる相手がほしいです
サフィズムの舷窓一緒にプレイしようよ!百合でウテナっぽくて男居ないし最高だよ?
いや、もちろん鳳暁生の素敵トークとかも好きですが、ラブレスも悶えながら見てますが
女の人とかでも大丈夫な人とかいますか?とか言っても見てる女の人なんて…ん~何人?
恋人とかそういうんじゃなくて、しっとりと慎ましやかで大胆にエロ話したい、エロ表現すきなんです
ウテナとかエロ過ぎ、あのエロチックさをね、もう一度、表現できたらいいな、と思う
バラ氏がエヴァみたいな仕事がしたいって言うけど俺はエヴァよりウテナなのよね
エヴァは空気みたいな感じで俺の中には入ってるけど特別取り立てて言うほどのものでもなくて
大切なものには変わりないんだけど、ウテナとエヴァを比べるなら俺はウテナなんだよね…
光輝くものを感じたりするのはウテナなんです、エロティシズムの力とかね、力説するわけですよ
で、バラ氏にうざがられて大層凹んで気が晴れなくて、またぶっちゃけ話ですが
一人エッチでもして気を晴らそうとかバカだから考えるわけですよ、でもね、無理、薬駄目
っつうか世の中連休中なのに無感症の自分を再確認する自分に追加で凹む、そんな状態
っつうかね、っつうかね、もうどう生きますか俺、バカですよ?駄目人間ですよ?
30になってこれじゃあもう無理だろ、とか言われましたよ?今日来た知り合いに
じゃあどうしますか?ぶっちゃけ死にますか?死んだ方が安上がりですか?まだ29です!
電脳学園だってもう手遅れみたいな状態になってるし、あの頃の俺の全部を投げたのに
あーもうね、書き出すと鬱になるから風呂入って寝ます!
追伸
バラ氏にこれが私をサフィズムに駆り立てた、凄いウテナっぽいって言っても
さっぱり分かってくれませんでした、でも牧野氏とかは分かってくれましたが…んー なんで?
モノカラーの線画の雰囲気とか目線の出すエロ光線とか明らかにウテナだと思うんですが…駄目か!
これを見てびびびっと来た人は「少女革命ウテナ」「サフィズムの舷窓」で僕と握手
あるスレからの引用
懐かしいものを見つけたので引用
ディスクフルで半年分のICQのログを飛ばした記念に過去のICQログから
私は一人の少女と共に暮らしている。
少女の名は木之本さくら。
少女は心を病み、自らの世界に閉じこもったまま。
今日も部屋の片隅でひざを抱え、幸せな夢を見ている。
彼女は時折、夢の中の出来事を私に話してくれる。
少女が自分の見た夢について話す。よくある話だ。
違うといえば、少女に夢と現実の区別がついていないことだけ…。
そして私は今日も夢の話を聞き続ける。
私にできることはそれだけなのだから…。
シチューをのせたトレイを左手に持ち、ドアを軽くノックする。
「………」
中から返事が聞こえてくることはない。いつものことだ。
「さくらちゃん、入るよ」
しばらく待ってから、そっとドアを開ける。
部屋は薄暗く、静かだった。そこにパジャマを着た少女の姿が見えた。
少女は部屋の隅にあるベッドに腰掛けていた。
少し俯きがちになり、無表情のまま、床の一点を見つめている。
「ほら、今日のごはんはシチューだよ」
そう言って、トレイを差し出してみる。しかし反応はない。
私は溜め息をつくと、トレイを机の上に置いた。
部屋には机と箪笥、そしてベッドが置いてある。
これらは皆、この少女の為に用意されたものだ。
しかしベッド以外の物を少女が積極的に利用することはほとんどない。
「さくらちゃん…?」
少女の痩せた肩を軽く揺すりながら、優しく呼びかける。
「さあ、さくらちゃん。今日もお話を聞かせてもらえるかな…」
これはいつも行っている儀式。
この儀式を行わないと、彼女はこちらの世界に帰ってこない。
「今日は何のカードについて話してくれるのかな…?」
「カード…」
カードという言葉に反応し、少女の表情に徐々に変化が現れる。
私は少女の目の前にしゃがみ込み、少女の瞳をのぞき込む。
私が目の前にいるのにも関わらず、その視線が私に合わさる様子はない。
「そう、また魔法のカードのお話を聞かせてくれないかな」
少女がようやく私を認識し、嬉しそうに微笑む。
「うん、いいよ…。えっとね、今日はね…」
それは偉大なる魔法使いが作りだしたという不思議なカードを、一人の少女が一生懸命集めるという物語。
それは一人の少女が作り出した空想の物語。
少女は物語の中では偉大なる魔法使いの血を引く者であり、封印の獣と共にカードを集め続ける運命にある。
少女は仲の良い友達に囲まれ、優しい家族と共に暮らし、そしてほのかな恋をしている…。
皆が明るく、前向きに、そして幸せに生きている。
そこは決してネガティブな感情が生まれることのない、優しく暖かな世界。
それが少女の望んだ世界だった。
そこにいる限り、少女は幸せでいることができる。
そこにいる限り、少女は過酷な現実を直視せずに済むことができる。
「そしたらケロちゃんがね…」
シチューをゆっくりと食べながら、少女は自ら作り上げた世界について嬉しそうに語り続ける。
私はそんな少女の笑顔にどうしようもない痛々しさを感じながらも、少女の語る架空の物語に耳を傾けていた…。