東浩紀のスーパーフラット発言を読み解く

東浩紀発言引用

梅ラボ @umelabo の新作はまじでいい。震災後の救済、女神と天罰といった普遍的主題に加え、らき☆すた、というかキメラこなた。あれは彼のマスターピースになると思う。いままでのデータベース・スーパーフラットと違い、空間もある。コンテクチュアズにあの作品が飾れるのを誇りに思う。

東浩紀のこの発言を見るに彼自身今までの梅ラボ作品について
データーベース・スーパーフラット(気に入った物を色々貼っただけで何の起伏も無いもの)
であると指摘していて、さらにそこに双葉のキメこなが配置される事で
(今までと異なりキメこなが)マスターピースになり、空間が出来た、と言っています
これは梅ラボ作品特有であるアナログテレビの無チャンネル状態のようなノイジーで起伏のない自作部分が
双葉から借用した「キメこな」の添え物になっている、と評論家が言い切った形になってしまっているように思えます

梅ラボ自身がキメこなを作り出したならばこの東浩紀の発言も
データーベース・スーパーフラットを抜け出し一皮剥けた梅ラボ、という激励として読めるのですが
実際には彼の作風はデーターベース・スーパーフラットのままの状態であり
借りてきたキメこなの完成度が現代アートを権威付けする立場の評論家から見ても高かったという
アートとしてのキメこなの完成度と梅ラボの現状を浮き彫りにした評論家の発言として読み解けるのです

これは今回の問題について多々ある発言の中でもちょっとした笑い話として読めるのではないかと思い
追加補足的に書かせて頂きました

興味ない方には面白味のない連続テキスト更新申し訳ない…

nov君の生態について:絶対許さないよ? 拍手お返事前に

今までは文章で更新は重ならないように控えていたけれど
何だか好評だったので、補足的なものをもう一つアップしてみる

nov君の話題、勘違いしがちな点

「絶対許さないよ」
と言ってるのはnov君ではなく、彼らは言われている方です

二次裏では荒らしの言動を真似て定型化して喋る合言葉のようなものが流行っています

二次裏は殆ど管理されない掲示板であり、IDやIPも無く自演で荒らし放題なので
(偶に管理されると擁護批判数人で口論しているように見えた会話が全部同じIPと言う事が良くありました)
スレッドにいつもと違う雰囲気を感じると突然合言葉を交わしあって新参者を見分けたり
サメの話題、朝食アンケートなどの関係ない話題でスレを流して
上がる上限の100レスを埋めてカタログなどに上がらないようにする自衛が必要でした

また荒らしの言葉尻などで面白い言動があると荒らしの主張を無視して言葉尻をあげつらい
茶化してスレを埋める事が良くあり、同じ人物がまた荒らしているように思えた時には
過去に茶化した面白言動を引っ張り出してきていじって反応を見て荒らしか判断したりします
そしてその荒らしが潰れるまでいじり続けることで板を守ってきたという歴史があります

知らないおじさんの「絶対許さないよ」もそのような定型文の内の一つで
ネットで絶対許さないよと言ってる絵を上げてるからpixivへの抗議なのではという考察がありましたが
nov君へ「絶対許さないよ」と言った知らないおじさんと同じハンドルを使う荒らしの言動を茶化しているだけで
許されなかったのはnov君の方なのです、それ以来nov君は許される事について敏感になっているのです

「けお…」なども荒らしの誤字を弄った定型ですし
つネりまん、なども「つもり>つねり」荒らしの誤字弄りの定型です
そうやって荒らしの主張をかわしつつ荒らしの言動を真似て茶化して遊ぶという自衛文化が
他にはあまり無い?文化のようで理解されない部分だったりするみたいです

こな死ねさん遅いな…何かあったのかな…
なども過去にこな死ねさんが荒らしていた頃立てたこなコラスレでの定型でしたが
今でもこなたスレが立つと使われ住人もこな死ねさんを偲び茶化して「こなた死ね」と書き込んだり
Konachan checkerという画像がこなたかチェックする様子を真似たフリーソフトまでが実際に作られたりしました

こな死ねさんは最後には
「あいつら24時間いつでもこなたスレを立ててあまつさえ俺を呼んでる、対処してくれ」
と準備板で言い出して住人に頭がおかしいと言われていましたが
実際に一日中こなコラスレを立てては「こな死ねさん遅いな…まだかな…」などと書き込んでいたので
あながち嘘でもなく、既にこな死ねさんが居なくなった今でも続く習慣になってさえいるのです
(キメこな、という名前は後から付いたものでこなコラ>moetron>キメこなの順です 閑話休題)

そうやって荒らしを弄り潰してきたという文化的な部分が「絶対許さないよ」にも含まれているのです

またnov君含めて二次裏全体?に目的よりも手段で遊ぶことを良しとする風潮があり
始めは抗議コラージュだったもののそれらにコラージュや絵で返答していくうちに
返答行為そのものの楽しさで手一杯になって目的がコラや絵で楽しむ事にすり替わってしまい
当初の抗議という目的は飽きてしまう事が多いと思うのです
頑なに抗議し続ける人というのは一部だけであまり居ないように思われます


興味ない方には文章更新申し訳ないですが
とりあえず記事をアップしてみます

追記

カオスラウンジのリスペクト元というかパクリ元というか先人がいるのを知ったので
既に有名かもしれないですが紹介してみます

http://www.triangulationblog.com/2010/07/florian-kuhlmann.html

EMILIO GOMARIZというスペインのデザイナーさん
梅ラボのフラットノイジーな感じではなく、オブジェの拡大縮小による奥行き感と
HIRAKI(!)と要所要所にキーになるオブジェを配置した曼荼羅風のコピペアートを作る方みたいですね
この文字フォントもまるっきりCHAOS*LOUNGEで使ってましたよね…旧公式ロゴ?
リンクできれば分かるのですがソックリの古いCHAOS*LOUNGEロゴがどこに行ったか不明
今回の事は別にしても面白い作品一杯なので見てみてくださいませ

http://www.archann.net/

Archan Nairというインドのデザイナーさん
パステル風の色使いのイラストと写真のコラージュという手法だとこの方も面白いです

http://www.youtube.com/watch?v=Qvoh0ZtVIW8

ORIENTARHYTHMのKAGEMUという影絵パフォーマンスアート
チームラボの影絵のコンセプトはKAGEMUが先なのかな?とも
この辺はリスペクトだろうとは思いますが先人の紹介という事でひとつ…

リハビリ微調整

navy006588.png

blender 手と股間の調整をみた「」さんから
土手が低いよ、とのアドバイスと資料を頂いていたので
リハビリも兼ねて微調整してみました
ほんとにそこだけの微調整

色々な騒動の中ひっそりと「CG定点観測」さんが更新を停止されていました
pixivのような投稿SNSが瓦解する可能性がでてきた所だったので
残念に思いつつも、今までお疲れ様でした、と言わせて頂きたいです
このページを見に来てくれる新規の人のトラフィックの多くは
実は定点観測さんからのものでした
思えばネオランガで良く検索しては新作がないなぁを繰り返したり
思い切って「ネオランガで更新してます、補足して!」とメッセージを送ったり
それ以来ネオランガでちゃんとした?絵を上げると補足してくれるようになったり
感謝感謝でした、今まで本当にありがとうございました

あまり他で書かれない現代アート騒動とキメこな問題の解説

ハイコンテクストな素材のあらまし
色々やらなくちゃと思ってることが有るのに文章書いてるのはどうかと思うけれど


どういう経緯で荒れているのかをまとめているblogとかが一杯出てきて
もう経緯は調べれば十分分かるようになったと個人的には思ったので
他ではあまり書かれていないnov君と今回の騒動の関係について、
ギャグがどう面白いかを説明するような野暮な部分ではあるのだけれど
そこで使われている素材がどういう経緯で使われるようになったのかを紐解くことで
nov君がどういう集団なのかを理解する手助けになればと思って筆を取ってみる

まず最初に前エントリーにあるように画像掲示板の人物集団は
作品を介して会話する集団だという事を心にとめておいて下さい


素材:キメこなとは

画像掲示板img鯖では一時期泉こなたが貼られると掲示板を荒らす嵐が居ました
彼はこなちゃんの画像に対して「死ね死ね死ね死ね・・・・・々々」と
ずっとポストし続けるので「こな死ねさん」と呼ばれていました
ある時こな死ねさんをからかう意図で彼が「死ね死ね」とポストしている時に
あえて「一見こなたに見えるけれど別のキャラの絵」というものを描いてアップして
そこにこな死ねさんが書き込みに来るか見極めるという遊びが流行りました
それが一連の「こなコラ」というこなちゃんと同じ右手を挙げたキャラの成り立ちです
そして当時は名前がまだありませんでしたが複数種類のこなた風の絵同士を
さらにコラージュでくっつけてキメラの状態にしたこなた「キメこな」ができました
(これも前述の画像コミュニケーションだと思います、鯖は違えど源流は同じなのです)

(補足追記:imgにはスレ内画像レスが無いのでこな死ねさんがいる時にカタログをこなたっぽい物で埋めていく事になり
カタログが同系統の絵で埋まる事が祭りの合図になったりします、某所のアンドリューWKやいたるスライムなどもこの類です)

結局こな死ねさんは管理人にメッセージを送る準備板まで荒らしたためアク禁になり
imgが荒れることもなくなったので住人はこなコラ、キメこなを忘れていきましたが
mayや4chanに転載され、特に4chanで外人に人気が出てmoetronと呼ばれ
新作を作られたりしながらひっそりと生き続けていました

そして海外や複数の画像掲示板で知る人ぞ知るキャラになっていたキメこなを
カオスラウンジという団体の梅ラボという人が目を付けました
梅ラボは自作品に複数のアニメキャラクターをバラバラにコラージュするという手法を使っていて
キメこなのようなアニメキャラの複合体が整合性を持って成り立っている状態を目指してたので
自分の作品としてキメこなを勝手に売り出してしまう事件が起きました
それが今回の騒動の最初に当たる「キメこな騒動」なのです

その後どうなったかについてはまあ、纏めblogなどを読めばわかると思うので
私が書く必要もなさそうですが、騒動の背景はこんな形で生まれました


素材:味の素、味塩、白面の烏帽子の男、開き

上の騒動が起きた際にカオスラウンジは「ネットの作品はすべて素材である」とし
自作品に勝手に利用すると宣言しました

画像掲示板novは複数ある二次裏と言われる画像掲示板の中でも突出して
前エントリーにある「画像コミュニケーション」に特化した掲示板でした
6年ほど前にアップされた1枚の「嵐集団のオフ会の様子」と呼ばれた写真を弄り続けて
(実際には掲示板嵐達とは関係なく謎のおじさんでしかなかったのですが)
コラージュを使った会話をし続けたために管理人に画像掲示板ごと消されたような背景がありました

そしてその「素材宣言」によりカオスラウンジの写真を自由にコラージュしても誰にも咎められないと解釈し
別の鯖である画像掲示板mayという場所で再びコラージュによる会話を始めました
それを過去にnovを掲示板ごと消した管理者が「黙認」した為にmayに旧novの出張所が出来ました

しかしカオスラウンジのネットにある写真類をコラージュしてみても
どうも最初の「謎のおじさん」ほど「うま味」がないと言われだしました
(彼らは元々謎のおじさんを「うま味紳士」と呼んでいました)

そこで味が薄い>コラ素材に味塩を使ってみる、という遊びの流れで味塩が使われました
面白味がない>白味がないなら白面にしてみる>平安風なので烏帽子を被せてみるという遊びで素材も生まれました
また、元々1枚しかない謎のおじさんの斜め向きの写真から正面の顔を作る過程で
顔の中央から「開いて」正面顔のように見せるコラージュ手法が根付いており
うま味のないカオスラウンジの面々を面白くできないかと色々な素材を開いてみる遊びも生まれました
プハプハ鳥などもこの流れから生まれました)
1枚しかない写真から怒っている顔を表現するために顔を赤く染めるコラージュ手法が元々ありましたが
白面烏帽子の男(黒瀬に対して白瀬と呼ばれる)を赤く染める際に顔は既に白くて染めれないので
烏帽子を赤くしてみる>味の素の瓶に似ている、という流れで味の素の瓶が素材化されたりもしました
また、「mayは独立した別掲示板なのでnovのノリは違う」と反発する住民(?)の発言を受けて
ノリが違う>アラビックヤマト糊>セメダイン、などという画像を次々に貼られて素材になる流れも生まれました

nov君は常々「テキストを書き込む暇があったら1枚の画像をアップしろ」と言っており
基本的に誰かが何かを書き込んでも返事は画像アップでしか行いません
当時ウォッチされていたカオスラウンジの一員がtwitterに「すしなう」と書き込んでいたのを見たmay住人が
こちらにケンカを売ったラウンジの当事者がのんきにすしなうなんて書き込んでると炎上しそうになるのを余所に
nov君はただカオスラウンジのアップした食事中の寿司写真を素材にロケットに乗せて飛ばしたりしていました

すしなう晒される>今だ寿司だ!とビビビッとくる>多数のnov君が同時多発的に寿司ロケットを撃ちあげる
(もともとバカな書き込みがあると取りあえず花火代わりに打ち上げるという遊びが流行っていました)
という天丼的な面白さが、最新の流れを追って見ている野次馬の間に生まれてしまうのです


それを踏まえて今回の騒動

今回のpixivの騒動()も荒れた原因はpixivが梅ラボ擁するカオスラウンジに
pixiv上にアップされていたユーザーの画像を素材化して使うことを黙認しただけでなく
カオスラウンジとコラボ企画までやり、社長がパトロンになったりした事が背景なのですが
現在「現代アート」タグで起きている事は上にあるようにネタを弄って作品で会話する事を許されたnov君が
その時々のネタへの「レスポンス」として文章の代わりに「作品」をアップしているだけなのです

絵をアップするような人は反応を見て反応が返ってくるのが楽しい、という面が多くあり
絵に即座に絵が返ってくる、誰かの絵に即座に絵を返すと流れが生まれる、を繰り返していくうちに
次第にスタンドアローンなのに同じような流れを生むブレインのない集団になってしまうのです

pixivの現代アートのネタが大量に被るのも大勢が直前のネタに対して
即座にレスポンスとしてネタにしてアップするからで、それを見ることで野次馬は天丼的な面白さを感じるし
同時に自分がアップしたネタが即座に別人に弄られて天丼化することでアップした人も反応に感化される
という流れに巻き込まれてネタアップした人が感染して自分も他人のネタに即座にネタを返すようになり
次第に画像コミュニケーションを会得したnov君化していくのです

これを理解できない外部の人、なんとネットの寵児と自称するカオスラウンジさえもが
「話し合いたいから代表者を出せ」とか「騒動を統率する人物がいる」とか言い出したりするのですが
上にあるように感染した個々人による潮流でしかないのでそれは無理なのです
カオスラウンジはカオスラウンジ宣言でこの現象がネットのムーブメントだと自分で書いており
顔のない有象無象が作品を生み出す流れがアートで、それを自分達が売り出していくと言っていましたが
実際にはカオスラウンジ宣言のその部分はただの攻殻機動隊の受け売りで
本質を全く理解していなかったのではないかと今回の騒動から見えてきたように思えます


また長文ごめん!

追記、twitterでKyogoさんとお話しした際に現代アートとキメこなちゃんの話題になって
現代アートとは人の普遍的なテーマを扱ったコンセプトがあって
それについての思索を呼び起こすものである、という話を頂いた際に
ではnov君は文字から解放されたコミュニケーション、人と人との対話という普遍的なテーマを偶然扱った
ノンコンセプチュアルな現代アートと言えないだろうか、という提案をしてみた

その教唆としてキメこなちゃんは「こなたと認識できるか?」という
キャラクター性のボーダーを探るコンセプト対話のなかで出力された物で
それらを複合して作られた誰でもないアニメキャラ「キメこな」が偶然4chanに転載され
anonymous達にMoe+Metatron(萌複合体)として誰でもないアニメキャラ「moetron」と名付けられた事は
言葉の通じないanonymousへ作者の説明しなかったコンセプトが伝わり偶然同じ名前を付けるという
共時性、シンクロニシティーが起きており、これを現代アートと言えるのではないか、とお話ししてみました

キメこなちゃんの背景を知らなければわからないというのは受け手の思索を拒絶する側面のある
ハイコンテクストな部分なのでアートであるとは気づき辛いのですが、知ってさえいれば
この二次裏で生まれたキャラが海外にわたって同じコンセプトの名前が付くという共時性を
アートと捉えられる=キメこなは現代アート と言えるのではないでしょうか?
つまりその手法の元になった「画像による対話」が行われているpixivの現代アートタグの現象も
個人的には現代アートと読み解けるのではないかと思います

今回の騒動の表と裏

なんでpixivでやるのか分からないという人もいるみたいだけれど
色々な人がpixivに投稿していた絵を素材に梅ラボがコラージュを作っていて
運営がその梅ラボがいるカオスラウンジとコラボレーションしていた問題が基にある
pixivの投稿を使われた被害者が運営に訴えても梅ラボ作品が掲載され続けた事が発端

そんな運営に対してこれを切欠にアカウント剥奪されたなら退会してもいいやと思った絵描きさんが
今回のコラージュ問題を茶化して絵を描き始めて
絵描きさんが描いたキャラが可愛いから描いてみようと他のユーザーにも広がり始めた状態

でもこれは結局は表の顔であって裏にあるのは
pixiv社長がインタビューで語っていた現代アートの発表場にしたいという思惑だと思われる
この思惑があるからこそユーザーの苦情を放置してまで梅ラボを擁護したり
村上隆を呼んで写真なのにランキング1位にならせてみたりしていたわけで
これらを現代アートの常連ランカーとして呼び水につかい
発表場としてユーザーを呼び寄せたいという思惑があり続ける以上
写真はダメ、と言い出せないしコラージュがダメとも言い出せない
(現状写真コラージュをアップすると運営削除されますが)
ひっそり梅ラボや村上隆の作品から現代アートのタグを外したのも
タグによるランキングロックをかけてる為ランカーになれなくなるからで
運営は現代アート嵐が去ったらランクロックを外して再デビューさせる心積もりなのでしょう

しかし問題はここで嵐と思っている人たちが実際には楽しくてやっているだけであり
たとえある程度鎮静化してもちょっとした切欠があれば再燃する
嵐のような彼らは元々イラストコミュニケーションを体現するような集団であり
誰かが作品をアップするとすぐさまそれに呼応したネタで別の人が作品をアップする
リアルタイムに作品で会話をし続けたせいで画像掲示板を追い出された集団なのです
いま現代アートタグは彼らの会話で構成されていてどこかにブレインが居るわけでもない
ただ個々人が作品による会話を楽しんでいるだけなのです
ちょっとでも楽しいと思った人が同じようにコラボレーションした作品を上げてみれば
それに呼応して流れが出来ることに気づき、作品による会話方法を知った人は
もう彼らと同じように、作品で会話する方法が対話手段の一つとして感染し、確立してしまう
一たび同じようなムーブメントが起きれば呼応する大勢の中の一人になってしまうのです
これは奇しくもカオスラウンジ宣言にある

そこは常に、膨大に、匿名的な想像力がうずまき、作品未満の作品、コンテンツ未満のコンテンツが現れては消える場所であり、にもかかわらず、作者性に目覚めてしまった有象無象の集う場所である。 増殖を続けるアーキテクチャは、アートの神秘性を認めない。そこでは、すべてが可視化され、分類され、操作可能となる。 内面などない。知性も感性も、すべてはアーキテクチャ上で、システマチックに組み立てられてゆく。

の体現なのです
現代アートタグは事実上彼らの対話手段になっていて
彼らを追い出すには彼らの対話手段を禁止するしかなく
pixivが絵描きより現代アートを優先したいと思っている限り根絶は不可能で
ちょっとした切欠で再燃する問題として今後ずっと抱え込むことになると思われます

久々に長文書いてみた

追記
色々なところで言われてはいるけれど今回の出来事の補足的なものにリンクを
http://www.ted.com/talks/lang/jpn/derek_sivers_how_to_start_a_movement.html
http://togetter.com/li/164101
http://togetter.com/li/162335
http://blog.livedoor.jp/hutabatosiaki/archives/1599988.html
最初の方だけ読めば十分わかるよ!
ただまぁ経緯は上のリンクだけれど本質は今回の記事にあると思うのです
カオスラウンジがどういう志なのかというのをカオスラウンジの側から見たい人は
http://togetter.com/li/155479
http://aar.art-it.asia/u/admin_edit1/1Nztk67sP3ZvIjUiWOLd
上が要約、下が原文です

見てるアニメ見たアニメ

前期前々期のお話とか

STAR DRIVER 輝きのタクトとまどかマギカしか見てなかったけれど
どっちもとても良かった

スタドラは見終わったら何も残らない内容になるんじゃないか
みたいなお話をまいらげんさんがして居たのを見て忘却の旋律の事を思い出して
あんな風に終わったら何も残らないってのはあるかもしれないなぁと思いつつ
その一方で桜蘭高校ホスト部とかはすごく出来がよかったので
オリジナル作品でどんな風になるか最後まで見れるか期待と不安がありましたが
実際に2クール見てみて、確かに何も残らない感じの終わり方だけれど
今回はいい意味で何も残らない感じだなと思いました

まどかマギカは自分がループもの歴史改変ものが好きなので
それでヒットした感じですね、最近百合っぽい作品多いですけれどその辺も良かったかな
まどかマギカは久々にDVDというかBD買った作品になりました
結局はキャラ萌的な見方なのかも知れませんが、キャラで好きなのはマミさんだったりしました

世紀末オカルト学院が途中まで見ていて結末を見ていないのですが
歴史改変ものだという事でそろそろちゃんと最後まで見たい気もしてきました
同様に今期では改変ものという事でシュタインズゲートが気になって見ています
歴史改変SFものが増えてきたのはエロゲー脚本家が一般デビューし始めた関係でしょうか
エロゲー脚本家は何故かそういうお話描く人多い印象、気のせい?好きだから良いけれど

あとバラシと一緒に見始めたあの日見た花の名前を僕たちはまだ知らないもチェック中
この2作品は取りあえず見ています

作品的には放浪息子や青い花とかが好きで両作品アニメ化してるので
見るべきかなとは思って録画してはあるものの中々見る元気がないですね
青い花は幾原監督がコンテ切ったりしてるらしいのも気になっていましたが
丁度チューナ入れ替え時期とぶつかって全話は録画出来てないのが辛いですね
久々に監督として廻るピンクドラムとかいうアニメをやるらしいので
それは期待していますよ

最近のアニメのお話でした

近況とか自己紹介 2011/04

自己紹介的なものがなかったので
近況的自己紹介と過去を振り返るのを書いてみる事にする

近況とか 2011/04

去年夏くらいまで酷かった起きていられない眠気はここ何か月かはかなり治まっています
お陰でPCの前に座ってモデル弄るくらいは出来るようになりました
それでも睡眠時間は相当長くまだ一人で出かける元気もありません
近所のコンビニ以外数年一人で出かけてないので買い物くらいは出来るようにしたいです

メインPC
Windows 7 Professional 64bit
Intel Core i7 Extreme 980X + SABERTOOTH X58 + DDR3 18G + MSI 460 GTX Cyclone 1G
録画+web鯖他
Windows 7 Enterprise 64bit
AMD Athlon 64×2 4450e + GA-MA78G-DS3H + DDR2 4G + nVidia 9600GT 1G
ノパソ
Windows XP Professional 32bit
Intel Atom N270 + hp2140 + DDR2 2G + Intel 945GME
周辺機器
Intuos 4 + EPSON ES-6000H + HP Officejet Pro 8000 などなど

寝ながらノパソで二次裏するのが日課
近々録画PCからグラボを抜いてレンダリング鯖と録画PCを分けようかと検討中
元々blenderのSmallLuxGPU用に9600刺したけれど鯖の他パーツに比べて消費電力高いし
抜いてオンボで賄ってレンダリング睡眠放置用のPCを余ったパーツで作る予定
余ったと言ってもCore i7 920とX58 Plutinumなので相当強い、要メモリ買い足しだ
OSは初Linux系を予定、blender専用マシンだしlinux系勉強もかねて挑戦したい

好きなアニメ9
201104_anime.jpg

お題で好きなアニメ9で作った
右下だけ最近過ぎるけれどこれは今嵌っているだけかもしれない
ループもの、タイムリープもの、メタフィクションものが凄い好きなので暫く残るかも
毎週楽しみにしてた、って意味ではちょっと前ならギアスもかなり好きだったけれど
2期終わってみると燃え尽きてた
simounを入れようか迷ってにわかなので相当好きな人に悪いなと外してRUN=DIMを入れた
凄くガンダムっぽい台詞回しが好きでした
セーラームーンの同人アンソロジーを読んだのが切欠でコミケに行くようになりましたが
この9で他人に勧めるとしたらウテナ、バランス的には一番好きなのかもしれない
性癖にはCCさくらが一番影響を与えた気がする、棒脚好き、ジョエルと仲人でおねショタ好きに
当時3Dはリアルセクシー系しかなくてさくらの棒脚を表現したくてアニメロリ絵系3Dを始めた
その頃はそういう3Dが珍しかったけれどあっという間に追い抜かれた
夕姫の3Dモデルは自分の中で許せる最大のバスト

過去を振り返って自己紹介

小学生の頃に吸血鬼の少女に無理やり血を吸われるという夢で興奮していた
思い返せばその頃から素質があった気がするけれど基本棒脚ロリコン
アニメを見始めたのはセーラームーンRから、エヴァンゲリオンに大嵌りした世代
エヴァで燃え尽きて暫くアニメから遠ざかっていてCCさくらとウテナで復帰
メタフィクション好きの取っ掛かりはウテナからかも知れない
それより前はパソコン少年で中学生でMSXを購入して以降相当MSXづいていて
毎日A1GTをカバンに入れて高校に登校していた、コンピュータ部で使用
当時の好きなゲームはカオスエンジェルスでした
高校時代最後に青井泰研の龍の花園と言うゲームに出会い、ゲームって一人で作れるんだ、と
下火になっていくMSXでゲーム用のインタプリタを作り続けてそのまま火が消えた
その後エプソン486nAUを買って初のPC-98系に触れる、動機はエロゲー
98でゲームを作るのは色々難しすぎて出来ずにいて買ってやるだけになってしまった
XENON、EVE、YU-NO、DESIREと痕など98エロゲで嵌る
Windowsも3.1、95まではEPSON機で、98もPC-98でちょっと使ったりしたかも
98世代にAT互換機に手を出して今に至ります
折戸繋がりでMOONやってTacticsに嵌り、KEYはAIRまでやりました
雫で好きになった異能力伝奇もの路線はMOONと月姫位しか分からない、Fateはライダーさんが好き
友人に借りて遊んだ好き好き大好きフロレアールや未来にキスを、Sense OffEver17やら
書淫、2nd LOVEなどでループ、メタフィクション好きに拍車がかかって
最終的にうみねこのなく頃にが相当好きなメタフィクションものになりました、Ep8終えても一番
しかし一番好きになったゲームそのものは百合レズなサフィズムの舷窓でした、鼎杏里ソヨン大好き
物覚え悪く殆どのゲームは何年かで忘れるのですがサフィズムとうみねこは相当読んで覚えてます
小説で良く読んでいたのは綾辻行人の館シリーズだけれどこれも丸っと内容を忘れてしまった
マリみてとかも一時期読んでたけれどスールが決まらない辺りで飽きて読み辞めた
明日会うときには妹になってるんだと瞳子を送り出して終わった所で終わってるので
この引きは瞳子死ぬとか?とちょっと思ったりした記憶がよみがえった
思い返すといばらの森だけで良かった気がする、タナトフィリズム(死を予感させるエロ)
それ繋がりでは魍魎の箱も読みました、姑獲鳥の夏から鉄鼠の檻までは一応読みました
百合レズでは最近の吉富昭仁な漫画とかも好きです、アニメBLUE DROPから流れました
アニメ漫画別物だけどどっちも好き、怪物王女もアニメから入って漫画を揃えています
二宮ひかる西川魯介の漫画は必ず買ってます、寡作で好きな人の漫画は全部買えるのが良いです
大石まさるとかも結構好きですが作品が多くて買い切れません、泥棒猫りんちゃんクッキーが大好き
志村貴子がギリギリ買い切れる?どうにかなる日々が好きで敷居の住人以外は全部買ってます
カルバニア物語1巻を発売日にたまたま手に取ってからTONOさんの本も全部買ったりとか
好きなエロ絵はうすらとんかちぽ~じゅ完顔阿骨打さんのおねショタ
どの人もメインがおねショタじゃないっぽい…好きなロリだと色々あって迷うけれど
アニメ版CCさくらが一番エロい気がする、棒脚とか

一通り過去から最近に至るまでの自己紹介になる文章が書けただろうか
長文章だけれど次からは近況と書き忘れの追加になる感じで
その期見てるアニメとかの話題と混ぜて書きたい

うみねこ読み終えて思った事とか追加

八城幾子がベアトリーチェではないか?

八城十八が何故偽書を発表したのかについて考えると
一番ありえそうなのは真書を偽書で紛らせて隠すためかと考えられる
作品中ボトルメールは2本、エピ1エピ2が見つかっていて
ベアトリーチェは戦人が6年ぶりに帰ってくると分かってから
起こりえる事件の可能性をボトルメールにして予め流したように見受けられる
その中にそのものズバリ真実と同じ内容のものが混じっていたのではないだろうか
流れ着いていないボトルメールの内容を知っているという事が
八城幾子=ベアト説の傍証になる気もするがそもそも八城十八が戦人なので
彼が流れ着いたエピ1エピ2を知った際に
真実と同じ内容が存在する可能性を恐れて書いただけ、とも考えられる
可能性を恐れて偽書を作るよりは黙ってた方が安全な気もしないでもない

どちらにせよ戦人が6年前の約束を覚えていて紗音を迎えに来た
そして2人で事件を起こしたというボトルメールがあったんじゃないかという気はする
気になるのは直前で来れなくなった筈の縁寿が来れない事が織り込み済みだった事か
エピ1エピ2までは全く縁寿の影もないのがまた気になる所だ

エピ1上位世界、エピ2上位世界などの上位世界はどういう位置づけになるんだろうか
八城幾子と十八の会話で作られた世界なのだろうか、それとも真書ボトルメールから上位世界はすでにあった?
その場合1>2の順に発見されるとは限らないのに繋がってるのがおかしいのでやはり幾子と十八の作なのだろうか
十八記憶喪失は事実で記憶を取り戻す過程で幾子と語り合った内容が1と2の上位世界なのかもしれない
そもそも3以降も上位世界は偽書に含まれているのか?エピ3縁寿登場は書かれていて縁寿は読んだらしいが
読んだと宣言した縁寿自体もフェザリーヌとの会話でだったので上位世界同士の戯言という可能性もある

またエピ8の戦人と幾子の出会いのシーンは縁寿への説明のシーンだとしたら嘘もありえるが
まったく独立して語られているのでこれを嘘と言い張ると何でも嘘と言えてしまいそうで悩ましい