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ガンダムシリ−ズへの思い入れが詰まったとても良いものですね。各作品への考察が細やかに書かれていて頷く事しきりでした。
また牧野氏の言われる「兄を探すスト−リ−」で通す展開に興味を惹かれます。
私にとってキョウジや東方不敗師匠との一連の対決は「人より遅い兄弟&父子ゲンカ」のような印象があるのです。
その為ドモンの「兄」や「父親(厳密には師匠ですが最も身近な男であり実の父との相克が無い為敢えてこう書きます。)」とのぶつかり合いと言う通過儀礼をより掘り下げれば彼の苦悩と葛藤そしてそれを経て得た自信や未来へのヴィジョンがもっと明確に描き出されていたのではと思いました。
恩讐を越えてより広い世界を知ると言ったところでしょうか?
因みに私の印象的な台詞は「美しいなあ・・・」「はい・・」、最後の戦いを終えた後のこのやりとりです。
ドモンが「熱血ヒ−ロ−」から「一人の男」に成長してゆく瞬間そして東方師匠が(手段は間違えたものの)命掛けで貫かんとしたものをよく表しているからです。
ガンダム歴は私もほぼ同じです。(ただSEEDは全く見ていないのですが。)
私は初代、特にランバ・ラルとの戦い、スレッガ−の特攻、ザビ家の確執は強烈な
インパクトがありました。
先日書きました壁としての父性の存在、更にどんな人間からも等しく命を奪い去る戦いの凄まじさと悲しさは今もって忘れられません。
Zについても書かれていましたが来年映画化されますね。どのような変化を遂げそして何が不変でいるのか見てみたいものですね。
それではこれで失礼致します。
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