お姉ちゃんと仲直りした次の夜、僕はお姉ちゃんに部屋に呼ばれた 資料が欲しいのかな、ふと、昨日の出来事が頭をよぎる お姉ちゃんは許してくれたけど、あの時泣いていたお姉ちゃんの顔を思い出すと胸が苦しくなる 部屋に入るときに随分緊張した、あれ以来ずっと、入っていなかったお姉ちゃんの部屋 「は、はいるよ?」ちょっと声がうわずってしまった 部屋に入るとお姉ちゃんは布団に横になっていた 「今日はお姉ちゃんと一緒に寝よ!ね?」お姉ちゃんが布団に隙間を作る 「あ、枕持ってこないと…」「いいよ、私が腕枕したげるから、早くおいで」 足元の本をつま先でよけながら布団のそばまで歩いていく 「お、おじゃまします」「はい、いらっしゃい」久しぶりの二人で寝るときの挨拶 一緒の布団で横になる、お姉ちゃんの二の腕はやわらかい、言うと怒るけど僕は大好きだった そのままむぎゅっと抱きしめられた、柔らかい胸、大好きなお姉ちゃんの匂い そんな大好きなお姉ちゃんに僕はひどいことをしたんだと思い出してちょっと涙がにじんだ 「ねえ、あの時の続き、しよっか」お姉ちゃんが囁いた 「あの時?」一瞬わけがわからなかった、あの時、あの時って…続きって? 「ほら、結局ちゃんときもちよくなれなかったじゃない?」 床に転がって泣いているお姉ちゃん、太ももから床につたう桜色の液体、血がついた自分の下半身 頭の中にあの時の情景がよみがえる、泣いているお姉ちゃんを見たのは初めてだった気がする 自分でも自分が震えているのがわかる、自分が怖かった、あんな気持ちになるなんて思わなかった 僕がお姉ちゃんのおもちゃでしかなくて、いつか捨てられちゃう、要らないっていわれちゃう お姉ちゃんが僕の気持ちを知っててもてあそんでいたと思って、気がついたら歯止めがきかなくなっていた 「ほめ男はお姉ちゃんの事好きだって言ってくれたよね?」お姉ちゃんが言う あの後、顔を合わせられなくて公園のブランコでぼんやり空を見ていたら、お姉ちゃんが飛んできた お姉ちゃんは僕のことを好きだと言ってくれた、あんなひどい事をしたのに好きだと言ってくれた 必死にうなずく、大好き、お姉ちゃんのこと大好き 「やりなおそう?お姉ちゃんほめ男に酷い事しちゃったから嫌われたかと思っちゃったよ」 ひどいこと?嫌う?そんな事! 「そんな事!! そんな事…無いよ…」嫌われたかと思ったのは僕の方なのに お姉ちゃんがまたぎゅっと抱きしめてくれた、少し安心する、お姉ちゃんの匂い 「お姉ちゃん知ってるんだぞーほめ男が私のジャージ抱きしめてたの」 お姉ちゃんが意地悪そうな顔をして言う 「お姉ちゃんの匂い、した?」僕がお姉ちゃんの匂いが好きなの、ばれてたんだ… 「うん、お姉ちゃんの匂い、好き…」 「ほめ男は私の匂いでエッチな事してたのかな?」 「し、してないよ!ほんとだよ!」 ジャージを抱いたままお姉ちゃんの布団に顔をうずめたりしたけど あれは…エッチな事になるのかな… お姉ちゃんがそのままのしかかって来る、お姉ちゃんの重さ、気持ちいい そのまま脚の間に太ももを入れてきた、太ももが大事な部分に触れる お姉ちゃんは気にせずそのまま体をこすりつけてくる、すれるたびにぞくぞくと首筋あたりまで寒気のようなものが走る 切なくなって胸に顔をうずめる、もうおちんちんが固くなってるのはばれてる、なのにお姉ちゃんはそのまま体をこすり合わせてくる 「ゆっくり、ゆっくり楽しみましょう?今日は二人が同意のまま結ばれる記念日なんだもの」 お姉ちゃんがキスをしてくれた、舌が触れる、ぬるっとして気持ち良いような悪いような、でもすごくやらしい気分 気がつくとお姉ちゃんは僕の服を脱がしはじめていた、いろんなところにキスをしてくれた そのままパンツを下ろされた、恥ずかしくて顔を隠す ぬるるっ おちんちんに今まで感じたことの無い感覚が走った、熱くてぬるぬるして、吸われると先っぽに血がじゅんと集まって敏感になる 柔らかい舌がぬるぬると絡み付いたり、先っぽをこね回したりして、すごい気持ちいい、自分でしてるときの何倍も気持ち良かった これ以上されたら変になっちゃう、お姉ちゃんに懇願する 「駄目、ちゃんと濡らしておかないと痛いでしょ?昨日はお姉ちゃんすっごく痛かったんだからね」 そう言って舌でぺろぺろと舐めあげる、すぐ達してしまう程じゃないぎりぎりのもどかしさ それが暫く続いて止んだ、身体中から力が抜ける、息が上がって苦しい 「ひゃぅ!」全身に電気が走った、何が起こったのか、自分が声をあげた事さえわからなかった お姉ちゃんの指がお尻の穴にゆっくり入っていく、全身を駆け巡る知らない感覚 「おねえちゃ…駄…めぇ… ひぁ っふ… ぬ、抜いてぇ…」喋るのも苦しい位の快感 次の瞬間、お姉ちゃんの指がなにかをぐりっと押した、おちんちんの付け根からつま先、頭の先まで電気が走る 「!!!!!!」声が出ない、息を吸おうとしても身体が硬直してしまってうまく出来ない 「あ…あ…あああっ…あぐっ…」喋ろうとしてももう何も喋れなかった、自分の舌をかんでしまいそうになる 「昨日お姉ちゃんに酷いことした罰、もうほめ男がお姉ちゃんの虜になるまでお尻開発しちゃうんだから!」 根元辺りにあった気持ち良さがじわじわと先っぽへゆっくり移動していく、すごい長い時間をかけて射精しているような感覚 「あぐ!イクっ、いっちゃうよぉ!お姉ちゃん、お姉ちゃん!抱きしめて!変になっちゃうよお!」 精一杯の力をこめて懇願する、抱きしめてくれる姉、安心した瞬間、頭が真っ白になった 気がつくとお姉ちゃんは僕の胸についた精液を舐め取ってくれていた お姉ちゃんの顔にも飛び散っていた、頭がぼーっとして良く分からない 「すごい一杯出ちゃったね」お姉ちゃんが言う 自分のおなかが白い液体でべたべたになっていた、お姉ちゃんにお尻いじられていっちゃったんだ そう思うと急に恥ずかしくなった、顔が見えないようにお姉ちゃんに抱きつく 「よしよし、かわいいかわいい」お姉ちゃんはそう言いながら頭をなでてくれた 心地よい脱力感が体を襲う、海水浴した日の夜みたいだ、ぼんやりそんな事を思う 「ほめ男はこんなお姉ちゃんで良いの?」お姉ちゃんが言った、なんか夢みたいな気分だった 「うん…大好き…」お姉ちゃんが大好き…ずっとこうして居たいな… 「ほめ男可愛いから色々しちゃうよ?それでも良い?」 色々…さっきみたいな事かな…お姉ちゃんが望むなら何されても良いよ… それに…すっごく気持ち良かったし…こんな事またされたら僕エッチな子になっちゃうかな 恥ずかしくてまた抱きついた、なんかお姉ちゃんに甘えてばっかりだ 「今度はお姉ちゃんの中に入れてくれるかな?今度はゆっくりね、気持ち良くなるようにうまく調節するから」 そういってごろんと抱き合ったまま転がった、お姉ちゃんを見下ろす形になる 「ほめ男がしたいようにして良いからね、お姉ちゃんがうまく受け止めてあげるから」 やり方は良く分からないけど、自分のものを握り締めて、お姉ちゃんの部分にあてがった ぐいぐい腰を押し付けてるうちにずず、と自分のものが飲み込まれるのを感じた 腰を動かす、なかなかうまく動けないけど、何度かしてるうちにだんだんうまく動けるようになった 「片脚持ち上げてごらん」お姉ちゃんが足を上げる、それにしがみつくとさっきよりも深く繋がれるようになった お姉ちゃんの脚、すべすべして気持ち良い…抱き心地も良いし、太ももがこすれて気持ち良いや… 腰を何度もぶつける、根元まで入ると全体がこすれて気持ち良い、腰が勝手に動いてるような気分になる お姉ちゃんの中を行ったり来たりする自分のものがわかる、ぬるぬるざらざらしたものがまとわりついてくる感じ 時々きゅ、きゅとお姉ちゃんが僕のものを締め付けてくる、その度に段段と昇りつめそうになるのが分かる 静かな部屋の中、お姉ちゃんと僕のハァハァという息遣いとくちゅくちゅという液体の音だけが聞こえる 「おねえちゃ…僕…もう、いきそう…」腰を動かす快感に耐えられそうになくなってきた 「いいよ、お姉ちゃんも気持ち良いから、そのままいっていいよ」お姉ちゃんが言う お姉ちゃんの顔は少し紅潮していてなんかすごく色っぽかった、はじめてみたような気がした 赤い唇がすごく色っぽい、吸いこまれるように見つめる 「ねえ、お願いがあるんだけど、いい?」お姉ちゃんに言ってみる 「なに?何でもしてあげる、言ってごらん」お姉ちゃんは優しく返事をしてくれた 「…いく時…キ、キスさせて…キスしたままいきたい」 下半身だけじゃなくて、唇も繋がって居たかった、自分の唇がすごい敏感になっているのがわかる お姉ちゃんは返事の代わりに僕を抱きしめると 「いいよ、いくときはイクっていうのよ?」そう言ってお姉ちゃんが腰をくねらせた ぞくぞく、と背筋を駆け上がる快感、もう今にも爆発しそうだった 「もう、いきそう、あ、きた、お姉ちゃん、キス、キスして!」また懇願する お姉ちゃんが僕の頭に腕を絡めて唇を寄せてくれる 夢中でキスをした、何度も、何度も、そして達する、唇が繋がったまま走る快感 「ん〜ん〜」喘ぎ声がふさがれた唇から漏れる、お互いの頭を抱きあう、すごい満足感 そのままちゅっちゅっと何度もキスをした、お姉ちゃんの潤んだ瞳が色っぽかった その晩は二人の気が済むまで何度も何度も、愛し合った 気がつくとお姉ちゃんに抱かれたまま寝ていた、お姉ちゃんもすうすうと寝息を立てている 一緒に寝たことは何度もあるけれど、裸で抱き合ったまま寝たのは初めてだったので起きたときにビックリした さっきまでしていたことを思い出して真っ赤になる ああ、僕、お姉ちゃんと、しちゃったんだ 正確には昨日もしたんだけど、それを忘れてしまうくらい一杯した お姉ちゃん、すごい色っぽかったな…それに…すごい気持ち良かった… またお姉ちゃんの胸に顔をうずめて目をつぶる 「おねえちゃん、昨日はごめんね…ありがとう」 お姉ちゃんは多分、僕を元気付けてくれたんだと思う あれだけ泣いていたんだもの、ショックじゃないはずが無い でもお姉ちゃんは僕のことを好きだと言ってくれた、僕もお姉ちゃんが大好きだ 今は信じられる、だからもうきっと、二度とあんな黒い気持ちに支配されることは無いだろう 「お姉ちゃん、大好きだよ」寝ているお姉ちゃんにもう一度言ってみた 口を半開きにしてかーと寝息を立ててる姉の顔はちょっと間抜けだったけど なんだかそれを見ているのも幸せな気分だった、また胸に顔をうずめて、目をつぶった 朝起きると、2k姉さんとお姉ちゃんが何か言い争いをしていた 眠い目をこすって起き上がる、するする、と毛布が落ちる 2k姉さんが目を丸くした、裸だったのを忘れていた 慌てて布団をかぶる、お姉ちゃんたちはまたなにかわめいてたけど 布団の中で、なんか幸せな気分になって笑ってしまった こんな感じで、僕とお姉ちゃんは今でも幸せです