2004年12月31日

お疲れ様でした

あー2日何とか参加できました
ひとえに付き合ってくださったかりゃさんのおかげかと
結局1日目は西のみ、2日目は東のみしか見ることが出来ませんでした
夏コミの3日目のレビューがまだですが、冬コミのレビューも何とか書きたいです

教訓:挨拶が長くなりそうなサークルは後回し


そうそう、今年最後の日です、良いお年を

2004年12月29日

明日からコミケなのに

全くサークルチェックが進んでない
やっと今日二日目のジャンルマップをコピーしてきた
さっき起きてチェック始めたけど全然進まず
飯食って風呂入ったらもう寝る時間
というか今日朝8時に起きたのにだるくて全く何も出来ず
3時過ぎに結局寝てしまったのが最悪、起きたら10時過ぎ
その時点でまだサークルチェックしてない状態だった

とにかく幾つか前回回ったところをメモして後はジャンル別のマップを使って
足で見て回るしかないかと思った、もう駄目…

2004年12月26日

Thunderbird 1.0日本語版が出たので使ってみた

サブノートではThunderbird0.8jを使っていて自動迷惑メール除去機能を気に入っていたけど
0.8のバグで保存フォルダを変更できないと言うのがあったのでメインマシンでは導入を見送ってた
で、12月中に公表する、といっていた1.0日本語版がとうとう出たので導入した…のだが

「文字化けするHTMLメールがある」「>やsubject他の装飾の切り方が分からない」
「メール一覧の文字の大きさが小さいなど何かやっぱりしっくり来ない」
「添付jpgがアドレス帳関係なくインライン表示されたりされなかったりする(プログレッシブが無理?)」
「メールの初期設定をHTMLメールじゃなくする方法がよくわからない(毎回プレーンを選ばされる?)」
「メールをじかにD&Dで取り出せない」「受信アスキーアートがPフォントにしても何かずれる(OEも)」
「メールの送信日時が年月日時間じゃなくて時間だけになってるのがある(今日のは時間だけ?)」
「前(0.8)は自動でゴミ箱いきだった迷惑メールが削除を選ぶまで残る(設定ある?)」

しかし以下の点で優れている
「インライン表示されている画像をD&Dで取り出せる(OE4の頃は出来た)」
「添付ファイルをD&Dで取り出せる」「EMLやTXTやHTMLなどもインライン表示できる」
「迷惑メールフィルタがやっぱり便利」

暫く二足わらじで運営してみてしっくり来ないままだったらOEに戻ろうかと思う


折角なのでTIPS
c:\Documents and Settings\USER\Thunderbird\Profilesを丸々別ドライブへ移動させた時は
ファイル名を指定して実行から
"C:\Program Files\Mozilla Thunderbird\thunderbird.exe" -p
と-pオプションで立ち上げて、新しいプロファイルの作成でフォルダを選択、を選び
移動させたフォルダの下を開くと丸々移動させた先のデータで実行される
メールのデータ領域は別ドライブで運営したいような人向け

2004年12月25日

クリスマスの夜には

ジャスコでスパークリングワインとハーブチキンを買ってきて
寂しく一人で飲むか?と思っていたのですが
運良くメール友達の女の子とネットで会えて、祝杯をあげる
話し込んでいざお別れの時に本当に丁度0:00を迎えたので
慌ててメリークリスマスと言ったらもう居ませんでした
残念

でもなんというか、この程度で安いなぁと…でもいいか
今年はそんなクリスマスでした、進歩と取るか退化と取るか…

というかやっと今日コミケの1日目の地図をコピーしてきた
明日(もう今日)は病院なので、それが終わったらチェックだ…
その前に友人が明日来るのでとサークルの通販関係の作業と夕姫を進める予定

2004年12月22日

パンツァーフロントでたー

PANZER FRONT Ausf.B

エンターブレイン
2004-05-27
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何か無茶苦茶安くなってる
定価: ¥8,190 (税込)
価格: ¥2,457 (税込)
PANZER FRONTシリーズはバラ氏が面白い面白いって言うのでやってみたいんですが
新作のこれはどうなんだろう…何か前作プレイ済みを基準にしてるっぽいらしいです
中古屋とかで初代を買ってプレイしてみるかなーリアル戦車シミュレーションらしいです
装甲打ち抜けなくてもキャタピラねらえば足止めできたり曲射をちゃんと計算してたり
砲弾を角度で弾いたりとか、旋回速度でああ死ぬな、って分かったりするらしいです、着弾する前に

最近やってるゲーム

コルムオンラインってゲームをやってます
何か、永久無料宣言!とかなので、ベータのうちに遊べ!と駆け込みがないので
気楽に遊べるかな、と思ってたんですが、牧野氏が入ってきて一緒にパーティーを組むようになると
置いていかれるとレベル差が付いて遊べなくなるので結局いそいそと遊ぶハメに…
hinabitaってキャラでアルカディアに居ます、ちなみに申し込みの際にnyamo3の紹介としてくれると
マイレージが溜まって変わったアイテムが買えます、これ、現金でも買えるらしくて
無料運営はこの収入でまかなってるみたいです、大丈夫なのかなー

レベル差で遊べなくなる、といえばNavyFieldは秀逸でした
たとえ戦艦・空母レベルの人たちの間に、駆逐艦・フリゲート艦レベルの人が入っても
役割分担があるのでパーティーとして成り立つんですよね
フリゲート艦は小回りと足を生かした序盤の魚雷戦で艦隊戦の出鼻を飾れるし
駆逐艦などは空母めがけてやってくる爆撃機や偵察機の駆除を対空砲火で行なえるわけですよ
駆逐艦も魚雷仕様にしておけばかなりの量の魚雷を撒けるのでそれもいいですし
魚雷が強くて、よっぽどお金があって魚雷対策してる船でもなければ直撃すればほぼ沈みかねない
フリゲートは戦艦級の放った船の大きさくらいある着弾の水柱をスイスイと打たれた後でもよけれるし
レベル低い奴には低い奴なりの役割分担があるですよ

なのでレベルが離れてても楽しめるんですね…凄い高レベルの部屋とかに入っても大丈夫
普通のRPGじゃあ高レベルと低レベルでパーティー組んでも足手まといにしかなりませんからね

と言うわけでベータの間は随分と遊ばせて貰いました、NavyField
大日本帝国駆逐艦秋月で対空砲火と初級者部屋での艦砲射撃がメインでした
未だに遊びたくなる時があります、牧野氏も気に入っていて大英帝国海軍で遊んでましたよ

難を言うと敵同士の船はすり抜けないようにして欲しかった事と
後は無料で観戦モードを付けて欲しかったなぁと言う事

この観戦モードについてなんですが、無料観戦相手なのでちゃんと同期を取る必要も無くて
UDPで位置情報投げっぱなしにすることで軽量化を計ったりするとか
専用ソフトでサーバーに自分から戦況を読みに行くとかにすれば良いかなぁとか
海戦観戦が面白くて宣伝になる、というのは多分開発が終わって実際にプレイしてから分かった事で
多分本当にそういう機能を盛り込むなら開発初期から念頭に入れてないと駄目なんだろうな、とか
でもそういうモードがついたらいい広告になると思うんですよね…残念

敵同士でもすり抜けちゃうのはいざ囲まれた時に敵の中を突っ切って脱出で来ちゃうのが×
味方同士でぶつかるようにしちゃうと結構難しくなっちゃったり、ゲームがギスギスしちゃいそうなので
敵だけぶつかるようにすればよかったな、とか、そこで丁字戦法ですよ

ヤバイ

コミケまで一週間じゃないか

しかしサークルチェックする気力が無い
その上今回牧野氏がコミケに行けないので朝の迎えが無いので
自力で起きて出掛けなくちゃいけない、そういうのが億劫で無理そう
自発的に行動を起こすってのが非常にだるくて困る
人に連れられて行く分には結構大丈夫なんだけど…

しかも今回アニメその他で舞HiMEを見て来いと牧野氏に言われてるし見たいし
あーアニメその他どんな感じなんだろうな…新番組系はチェックできない上に
次回以降まで生き残ってるのはわずかだろうし…難しい

懇意にしてるサークルが落ちてたりするので行く気が失せ失せなのが辛いけど
何とか頑張って2日だけだし、行ってくるかなぁ

エントリーの属するカテゴリ一覧を表示する をメインページ以外にも適用する

https://yu-hi.sakura.ne.jp/hinabita/archives/2004/11/post_4.html

これを他のテンプレートにも適応するのを忘れてた

アーカイブに関連したテンプレート以下の
カテゴリーアーカイブ・個別エントリーアーカイブ・日付アーカイブ
それぞれに対して入って欲しい所に上の記事の一文を足す

気をつけなくちゃいけないのは個別エントリーアーカイブでは
<p> </p>の間に挟む必要がある程度
他はそのまま任意の入って欲しい部分(投稿者の一文の末尾)に貼り付けで大丈夫

Mozilla Firefoxにてwbrタグが使えない件

<wbr>ってタグがあって<nobr>~</nobr>の間に文章を入れたときに
切れるならここで切れて欲しい、という部分にwbrを入れておくと折り返しまでに次の括られた単語が
入りきらない場合にそこから切れて折り返してくれる、という動きをしてくれるんですが
Netscapeでは動いたこのタグがFirefoxになって動かなくなった
なぜ気づいたかと言うとこのページのフッターでリンク群の文章にて文章中で折り返さないように
nobr wbrを使っていたからで、偶々Firefoxでこのページをみた際にびろーんと横に伸びてて気付いた

どうもFirefoxはwbrはサポートする気が無いらしく、これをどうにかしたい場合は
本来のnobr /nobr の間に挟む文章について

<nobr>
文章~~~~~<wbr>
文章~~~~~<wbr>
</nobr>

から

<nobr>文章~~~~~</nobr>
<nobr>文章~~~~~</nobr>

に変えることで一応同じような動作をするようになるらしい
英文についてはハイフンや半角スペースを基準に自動でそれらしく折り返ししてくれるんですが
他国語(全角文字)については勝手にどこでも折り返してしまうので注意が必要でした
Firefoxの為に小細工するのもなんだなぁとは思いますが、一応…

最近のコメント 修正版

自作した最近のコメントは間違ってる事がコメントいただいて判明した
ので修正版

そしてこれによりコメント番号へ#で飛ばせるようになっているので
テンプレート>アーカイブに関連したテンプレート>個別エントリーアーカイブの中の
<$MTCommentBody$>
の前に
<a name="<$MTCommentID$>"></a>
を挿入すべし

2004年12月 9日

12月14日が近づいてきた

もうすぐ誕生日です

前は人との付き合いもあって、絵を送ってもらったりとか祝いの言葉を貰ったりとか
色々あったんですが、なかなか無くなって来ました
しかもあんまり嬉しくない年です、何にも出来ずに29を迎えようとしています
来年こそは生きることが出来る年にしたいです

あるスレからの引用

懐かしいものを見つけたので引用
ディスクフルで半年分のICQのログを飛ばした記念に過去のICQログから


私は一人の少女と共に暮らしている。
少女の名は木之本さくら。
少女は心を病み、自らの世界に閉じこもったまま。
今日も部屋の片隅でひざを抱え、幸せな夢を見ている。
彼女は時折、夢の中の出来事を私に話してくれる。
少女が自分の見た夢について話す。よくある話だ。
違うといえば、少女に夢と現実の区別がついていないことだけ…。
そして私は今日も夢の話を聞き続ける。
私にできることはそれだけなのだから…。

シチューをのせたトレイを左手に持ち、ドアを軽くノックする。
「………」
中から返事が聞こえてくることはない。いつものことだ。
「さくらちゃん、入るよ」
しばらく待ってから、そっとドアを開ける。
部屋は薄暗く、静かだった。そこにパジャマを着た少女の姿が見えた。
少女は部屋の隅にあるベッドに腰掛けていた。
少し俯きがちになり、無表情のまま、床の一点を見つめている。

「ほら、今日のごはんはシチューだよ」
そう言って、トレイを差し出してみる。しかし反応はない。
私は溜め息をつくと、トレイを机の上に置いた。
部屋には机と箪笥、そしてベッドが置いてある。
これらは皆、この少女の為に用意されたものだ。
しかしベッド以外の物を少女が積極的に利用することはほとんどない。

「さくらちゃん…?」

少女の痩せた肩を軽く揺すりながら、優しく呼びかける。

「さあ、さくらちゃん。今日もお話を聞かせてもらえるかな…」

これはいつも行っている儀式。
この儀式を行わないと、彼女はこちらの世界に帰ってこない。

「今日は何のカードについて話してくれるのかな…?」

「カード…」

カードという言葉に反応し、少女の表情に徐々に変化が現れる。

私は少女の目の前にしゃがみ込み、少女の瞳をのぞき込む。
私が目の前にいるのにも関わらず、その視線が私に合わさる様子はない。

「そう、また魔法のカードのお話を聞かせてくれないかな」

少女がようやく私を認識し、嬉しそうに微笑む。

「うん、いいよ…。えっとね、今日はね…」

それは偉大なる魔法使いが作りだしたという不思議なカードを、一人の少女が一生懸命集めるという物語。
それは一人の少女が作り出した空想の物語。
少女は物語の中では偉大なる魔法使いの血を引く者であり、封印の獣と共にカードを集め続ける運命にある。

少女は仲の良い友達に囲まれ、優しい家族と共に暮らし、そしてほのかな恋をしている…。
皆が明るく、前向きに、そして幸せに生きている。
そこは決してネガティブな感情が生まれることのない、優しく暖かな世界。
それが少女の望んだ世界だった。
そこにいる限り、少女は幸せでいることができる。
そこにいる限り、少女は過酷な現実を直視せずに済むことができる。

「そしたらケロちゃんがね…」

シチューをゆっくりと食べながら、少女は自ら作り上げた世界について嬉しそうに語り続ける。
私はそんな少女の笑顔にどうしようもない痛々しさを感じながらも、少女の語る架空の物語に耳を傾けていた…。

2004年12月 7日

後付け日記

土曜日の話

今日は三松さんに会うことになった
いまロマンスカーの中で文章を書いている
ぎりぎり間に合うと思ってた22分急行のドアに阻まれてしまい
次が35分とか言うので思い切って間にある特急の29分を取った
運良く特急が着てくれたので慌てて取った、けど残念ながら大野どまり
町田で待ち合わせなんだけど相模大野は停まるのに町田に停まらない
逆向きは町田停まりで大野通過が多いのに順方向は大野停まりらしい
本でも持って来れば良かったんだろうけど、かなり慌ててたので
あ、本厚木停まった、偶々突っ込んだノーパソで実況中継中
三松さんとはネットでの付き合いは結構長い気がするんですが
会うどころか電話で生声聞いたのも今日が初めてでした
ちょっと緊張、町田まで出てきてくれたのは有りがたい気がしました
色々回れるところ多いし、とりあえずブックオフで待ち合わせにしたけど
広すぎるので間違ったかな?とも、うまく会えるといいのですが

ヨドバシカメラやDOS/Vパラダイスやらソフマップ(はちょっと離れてる)が
町田にはあるので、三松さんのパソコン探しの価格調査位はできるかも
あと個人的にはこの辺で一番大きいブックオフに、まんがの森、福屋書店
アニメイトなんかも有るのが有りがたいかも、離れてるので回りづらいけど
ブックオフと福屋はJR町田と小田急町田の駅の間にあるのでそれは見れそう
ヨドバシとDOSパラも同様です、どうなるかなーあ、そろそろ大野です
ではまた後ほど…

と言うわけで会ってきました
ちょっと無理やり町田まで出てきてもらった感じでしたが
(元々は新横浜だったのを町田にしてもらった)
ドスパラとヨドバシのお陰で話の種に尽きなかったので
選択としては良かったのかなぁとも、話題が得意分野だったので…
喫茶店でカフェオレとケーキをご馳走になってしまいました、おいしかったです
分かれた後、帰りは友人の車に乗せてもらって馬車道でいつものみんなと待ち合わせて
チーズピザを軽く食べて帰りました

友人の車が来るまでの間時間にずいぶん余裕があったのでブックオフとまんがの森と
ソフマップを見て回りました、久々に町田まで出た感じで、何年振りだろうか
まんがの森では宙出版のeaseって雑誌の創刊号を志村貴子目当てで買いました
ソフマップでは地元でできなくなったエロゲーチラシ集めを久々にやってきました
ブックオフでは友人が面白いと言っていた「バロック歪んだ妄想」というPSゲームと
今まで買えなかった初回版のランガ最終話DVDと漫画を数冊ずっと気になってた
エグザクソン最後2冊と、同じく面白いと勧められてたでろでろと言う漫画
後は昔1巻を買ってそのまま見なくなったリヴァイアスのアンソロジー2・3巻
あと猫玄の図書館の妖精買って帰りました、久々に買い物をしました、金欠なのに
読んでみたらインフィニットリヴァイアスは3は持ってる気がしました、重複買いかよ

買ったもの
 エグザクソン6・7 園田健一
 エクソダスギルティー 佐伯弥四郎
 リヴァイアスパロディー競作集 インフィニット 2・3
 でろでろ1 押切蓮介
 南海奇皇ネオランガ12 DVD
 バロック 歪んだ妄想
 ease 宙出版

2004年12月 3日

最近のトラックバックを表示、改造 MovableType3.x

3系の段組みに切り替えた


最近のコメントも段組みに変更


Movable Type 3.11-ja用

あと付け日記

ノートパソコンを持ち込んだけどメモ帳で日記
自宅ネットには色々試したが時間不足で準備できなかった
夜中の内にモデムのDTI>NIFの切り替えをやってやろうと思ってたのに
今日のいつ切り替わるんだろう、最初に引いた時はDSLが0時に引かれたのに
PPP認証が朝10時過ぎ頃までできなかったんだよね…
NTTはタイマーか何かで局の回線をぷちっと切り替えてるみたいです
今回も同じ感じかなぁ、今ごろDSLだけ47Mで繋がってPPP認証許可待ちかも

「僕は欲望を満たすために君を抱くと思うよ?それでも君はこの部屋に泊まるのかい」

私は物語の「流れ」至上主義者で、流れさえ掴めればほぼ勝ったも同然だと思っている
けど物語の葉っぱや枝にあこがれて、見栄を切ってみたくなるときがある
枝葉末節は語彙が、根幹枝振りは才能が支えると思っているのだけど実際どうだろう
同人小説とかを読んでいると明らかに流れを掴めていない
きちんとした小説になっていない物に当たって、違いに悩まされることがある
大抵は場面切り替えの描写のうまさ、枝振りから、物語全体を流れるように読ませる幹
そして物語を読み終えたときに残る根の部分とから成り立っている、これは漫画も一緒で
漫画ではコマ割りという直接的な物として物語の流れを見ることができる
私は漫画は究極的には絵ではなく、コマ割りだと思っているくらいだ

ただ時々、ふと頭をよぎるフレーズに酔いしれて、そこから逆算的に物語を書いたりする
大抵そう言うのは出来が悪い、葉や枝だけの小説とも言えないものになるのがオチだ
だけど流れ、と言うのはいかんせん表現しづらい、セオリーが有るのかもしれないがわからない
小説を読むとき、気をつけようとしても読み見出せない部分のような気がする
普通の小説は普通過ぎて、流れを意識させないからだ
できの悪い小説を読んだときだけ、流れの悪さに気づく

ライトノベルなんかだと葉っぱの部分は余り凝ってなくて
それこそ日記程度の語彙で何とか成り立つような気がして、自分でも書けるんじゃないかと思ったりする
無論その程度では流れを掴めないので、小説にまで組み立てられないんだけど、夢見がちになる


ガンパレードマーチ小説版なんかを読んだときにも強く感じたけど
今回こちらに来るときに空の境界を持ち込んで読んでいて
枝葉末節の語彙の力の強さに、流れ至上主義がぐらついたりする
無論流れもしっかりしているので読み物として面白いんだが
何より語彙に溢れていたり、知識の含蓄に唸らされる
ガンパレードマーチ小説版は本当に面白いので読んだことがない人は読んでみてほしいです


シャワーを浴びる、と言って浴室を借りた彼女をよそに
僕はカラカラに乾いたのどを潤すために自販機まで足を運んで、そこで少し時間をつぶした
戻った頃には彼女はすでに用意しておいたパジャマに着替えていて
ソファーに疲れた体を投げ出して小さな寝息を立ててしまっていた
結局のところ威勢の良かったのは台詞だけで、僕は逃げ出してしまったのだ
だが一方で彼女のそんな無防備な行動が肯定のように思えて自分の中に混沌とした波紋を投げかけ
今にも彼女にのしかかり、唇を重ね、服を剥ぎ、欲望のままにしてしまいたいと狂おしく暴れた
ただ純粋に、そう、純粋に彼女を犯したいと思った、そこに不純さなど無いようにさえ思えた

彼女の髪に手が伸びる
多分触れたら、もう、戻れない


今日の形容詞
 流麗に
今日の動詞
 踵を返した